ビールが好き！

少しご無沙汰いたしました。ヒトミツヨシの出来かた第1章を書き終えて、ちょっと息切れしてました。

これからは少し僕の趣味的な内容を書いてきたいと思います。

さて、まずは｢ビールが好き！｣です。

このBlogのタイトルにも一番最初に掲げてありますビール(Bierはドイツ語で｢ビール｣です)。僕はこの世の飲み物の中でビールが一番好きです･･･なんて書くと、アルコール中毒とかアルコール依存症かと思われてしいそうですが、きちんと自己ルール｢明るいうちは飲まない！｣を決めて楽しんでおります。 

あれれ？明るくないですか？

初めてビールを飲んだのがいつだったか、ここに書いてしまうと問題になってしまいかねないので、忘れた事にしておきますが、最初から美味しいと思って飲んでいたわけではありませんでした。「血のかわりにビールが流れてる｣なんてかつてPartnerらに言われた事もあるくらい、今では大のビール好きな僕ですが、随分長い間、美味しそうに飲む人を見て不思議に思っていました。そんな僕がビールに落とされたのは20歳の初秋の事でした。

夏休みが終わるとすぐ前期試験が待っていました。夏休みに別にサボってたわけではなくても、実技試験の日が迫ると焦るもので、結構頑張って練習していました。この時に選んでいた試験曲はプーランク作曲の｢クラリネットとピアノのためのソナタ｣。カッコいい曲を演奏できるのが嬉しくて、どうせなら共演して頂くピアニストもカッコいい人がいいと思い、当時四年生のピアノ科のK川さん(仮名)という、すらりとした背の高い女性の先輩に依頼しました。島根大学の音楽専攻の学生は、全科全学年合わせて当時160人程度だったでしょうか。音楽大学等と比べると小さな所帯でしたので他の楽器の専攻の先輩方とも親しくなる事が容易で、このK川さんとも音楽での絡みはそれまで全く無かったものの、良く遊んで頂いた先輩方の一人でした。

試験を二日後に控えた日の夕方、K川さんとプーランクを合わせていたのですが、僕はどんどん吹けなくなっていき、空回りして混乱していってしまいました。それを見かねたK川さんは、

｢人見くん！もう今日は終わりにしよう！また明日付き合ってあげるから。今日はこれから晩御飯食べて、そうだね･･･帰りにビールを一本買って、家に着いたら冷蔵庫にしまって、すぐに湯船にお湯ためて、汗が出てくるくらいまで温まって、出たらすぐ冷蔵庫にあるビールを出してグーッと飲んで、すぐに寝なさい！！！｣

と僕に言って、帰って行きました。

ビール好きの方には、これがどれほどの美味か容易におわかりだと思います。この日を境に僕のビール好き人生はスタートしました。

上記の事と共に、ホームページのプロフィール詳細にも書きましたが、僕は｢酒豪｣ではなく｢ビール豪｣です。ビールはいくらでも飲めます。しかし、他のアルコール、特に日本酒には本当に弱いんです。日本酒でつぶれた経験は沢山あります。なので、もし、もし、アルコールを差し入れてくださる時にはビールにしてくださいね。(あ、赤ワインも好きです)

恐らく音楽の話の何倍も熱くビールの事を語りそうな予感を残し、今日はこれにて失礼致します。

至福。