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Bier, Fussball . . . und Klarinette?

演奏会のご案内 その2

  • Posted by: Tsuyoshi Hitomi
  • 2017年8月 9日 15:45

さて、今年もやってまいりました!Ensemble BarBierの季節です!

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Ensemble BarBier Concert Vol. 5

日時:2017年9月16日(土)18:30開演 (18:00開場)
チケット:2500円(全席自由)
場所:すみだトリフォニーホール 小ホール
   東京都墨田区錦糸1-2-3 
    JR総武線「錦糸町」駅、北口より徒歩5分、
    東京メトロ半蔵門線「錦糸町」駅より徒歩5分

 ~プログラム~
J. M. ドゥファイ:オーディションのための6つの小品
Y. デポルト:村の人々
A. ウール::ディヴェルティメント
L. ボンファ:黒いオルフェ
A. ピアソラ:ブエノスアイレスの春
P. ヒケティック:3つのバルカンダンス

      他

出演:Ensemble BarBier(アンサンブル・バービーア)
 人見 剛 (クラリネット)
 宇野 晶太 (クラリネット/エスクラリネット)
 田丸 恵 (クラリネット)
 北原 多美子 (クラリネット/バスクラリネット)


最初の節目のVol.5は、いつもの八重洲から錦糸町に場所を移し、すみだトリフォニーホールの小ホールにての開催です。いつもより広いホールなので、我々のサウンドがどう響くかとても楽しみです。活動を重ねるたびに一体感も個性もどんどん増加している我らがEnsemble BarBier、今年もお楽しみいただけること間違いなしです。今まで何度も来てくださっている多くのお客様、また、いつもチケット売り切れで残念ながらご来場がかなわなかったみなさま、たくさんのお席を用意してお待ちしております。初秋の週末の夜は是非クラリネットアンサンブルの音楽で!

チケットのご購入・ご予約は、直接人見までメールやお電話、またこのブログやフェイスブック等のコメント等でも受け付けておりますので、どうぞご連絡ください。


では、9月16日に錦糸町で逢いましょう!(笑)

演奏会のご案内 その1

みなさま、大変ご無沙汰しております。こちらの投稿はなんと昨年の10月以来。いつもながらの筆不精ですが、どうぞこの宣伝投稿(笑)ご覧ください。

2017年の前半は少しおとなしくしておりましたが、後半はたくさん演奏してまいりますので、どうぞお楽しみに。まずは

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ピアニスト平野裕樹子さんの主催されるコンサートシリーズである「魅惑の室内楽」に、ソプラノ歌手の針生美智子さんとともに出演します。オペラ歌手としてご活躍の針生さんとは初共演、ピアニストの平野さんは、一昨年に開催した室内楽コンサート以来2度目の共演となります。

このコンサートでは、多方面で活躍されている作曲家・木下牧子さん作曲の、芥川龍之介の名作小説「蜘蛛の糸」をソプラノとピアノとクラリネットの音でつむぐ音楽物語の上演をメインに演奏し、木下さんの歌曲作品やシューベルトの「岩の上の羊飼い」など、ピアノ・ソプラノ・クラリネットの魅力をたっぷり楽しんでいただける内容です。

この演奏会は、9月2日(土)に千葉で、9月5日(火)に東京での2公演の開催となります。今年はいつも9月に東京建物八重洲ホールで開催していたアンサンブルのコンサートが別会場なので、今年はあそこに行かないんだなあと思っていたのですが、9/5のコンサートは八重洲!やはりこの時期にはあのホールにご縁があるようです(笑)。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

魅惑の室内楽 Vol.4 ~響きあう声と楽器の魅力に迫る~

(千葉公演)
日時:2017年9月2日(土)14:00開演 (13:30開場)
チケット:一般2000円 / 学生(25歳以下)1500円 (全席自由)
場所:千葉市男女共同参画センター イベントホール
   千葉県千葉市中央区千葉寺町1208-2
    JR線「千葉」駅東口バスターミナル2番乗り場よりバス乗車「ハーモニープラザ」下車徒歩1分、
    京成電鉄千原線「千葉寺」駅より徒歩6分

(東京公演)
日時:2017年9月5日(火)19:00開演 (18:30開場)
チケット:一般3500円 / 学生(25歳以下)2000円 (全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
    JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、
    東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分
    東京駅八重洲地下街21番出口より徒歩0分


~プログラム(両公演共通)~
木下牧子:歌曲集より「風を見た人」「あさっておいで」「ほんとにきれい」(針生・平野)
R. シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 (人見・平野)
F. シューベルト:岩の上の羊飼い Op.965 (針生・人見・平野)
木下牧子:音楽物語「蜘蛛の糸」~朗読(ソプラノ)、クラリネット、ピアノのための~

チケットご購入に関しまして:
千葉公演、東京公演とも、人見までメール、お電話、このブログやフェイスブックのコメント等にてご連絡ください。

なお、東京公演は、「Yahoo!Japanデジタルチケットパスマーケット」にても前売り券を販売いたしております。

http://bit.ly/miwaku4

のページにアクセスすると、クレジットカード等で購入可能なページにアクセスできます。わかりにくい場合は、人見までお問い合わせください。

また、コンサートの詳細は平野さんのホームページにてもご参照いただけます。

東京公演は珍しく平日の夜の公演です。普段週末がお忙しい皆様、人見の演奏に触れられるチャンスですよ!

20年前の冒険と10年前の決断と。

日付がもう変わったので「昨日」であった10月3日月曜日、仕事の合間にふとスマホからアクセスしたフェイスブックで、今年からドイツに留学しているだいぶ若い(笑)お友達の更新されたての投稿を見つけた。日本だと感じる事のないドイツ特有の不自由さを語っているその文章ににウンウンとうなずきながら読んでいたら、不意に今日はドイツは「統一記念日」の祝日だった事を思い出した。という事は翌日の今日は10月4日。あれ、今年って何年だっけ・・・と考えてみたら、僕にとって10月4日が特別になった日からちょうど20年であった。

ここ数年は当日に思い出す事もほとんどなくなっていた、ドイツに初めて渡った日である20年前の今頃、初めて行く国、初めて一人で乗る国際線と言葉の通じない国での飛行機の乗り継ぎ、そもそも外国で生きていけるのか・・・などの色んな不安を胸に、せっせとあれもこれもと深夜まで荷造りをしていた事を思い出す。本当に何も知識がなく、でも調べもせず、持っていきたいものをギュウギュウに詰めたスーツケースの重量は何と38キロに。成田空港のチェックインカウンターで預け荷物の重量制限を初めて知って泣きそうになった事が懐かしい。

その後、数多くの方々にご迷惑をかけ、それ以上に本当にお世話になって、無事ドイツの音大で勉強が出来て、クラリネット吹きになる事が出来た。ドイツ語もある程度不自由なく操れるようになり、ドイツでの生活を楽しんでいた。が、ふと、10年前のやはり「統一記念日」の翌日、その数年前にお世話になっていた台湾人ピアニストが突然「ツヨシ、私、台湾に帰るから!バイバイ!」って風のようにいなくなった時の事を思い出した。そうか、あの時の彼女はこういう気持ちだったんだなと納得し、僕も同じ決断をして帰国を決めた。

季節はFederweisserが終わりそうな頃。その10年前には存在も知らなかった、日本ではなかなかお目にかかれない、白ワインの作りかけの甘く美味しい飲み物とも思いがけずそれでお別れとなった。
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以前はもう少しこの10月4日と、帰国した6月3日の事を書いたりもしていたのだが、その思い出もだいぶ風化してきているのかもしれない。でも、最初の大きな節目として、神様がちゃんと思い出させてくださったのかもしれない。それでも、来年の6月3日は忘れちゃってるかもしれない。

まぎれもなく、この20年前、10年前の事があって、今の自分がある。まだだいぶドイツかぶれだけど、第3のビールも味わって飲めるようになった。幸せな事に、クラリネットを仕事に出来ている。そして、だから今仲良くさせてもらったり支えてもらったり応援してもらったりしてる多くの友人同僚先輩後輩知人の皆様に出会えた。やはり、10月4日は大切にしないといけない日だと思った。

何の因果か2016年10月4日は火曜日。成田で仕事の日。空港には行かない(と思う)けど、まだ20代前半だった当時の事を少し思い出してみようかなあ。

Ensemble BarBierのフェイスブックページをつくりました。

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9月も残すところあと2日ですね。今年の9月は記録的に日照時間の短い月だったようです。8月の後半から立て続けにいくつもの台風がやってきた影響もあるのでしょうか。

さて、本元のホームページもこのブログも更新が滞っておりますが・・・Ensemble BarBierの活動を紹介するフェイスブックページを作りました。まだよくわからない中での公開開始ですので、地味に(笑)宣伝開始です。こちらはFacebookをやっていない方にもご覧いただけるページとなっておりますので、たまに覗いていただけると嬉しいです(でも、コメントしたり「いいね!」したりはできません・・・)。そしてもちろん、Facebookをされている皆様にはぜひ「いいね!」ボタンを押していただけましたらメンバー一同励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。BarBierとしての活動だけでなく、メンバーの出演するコンサートなどもご紹介していきたいと思っています。

URLは
http://www.facebook.com/ensemblebarbier/
です。是非ご覧ください!

Ensemble BarBier Concert Vol.4 無事終了しました!

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10日以上経ってしまいましたが(いつものことですが(笑))、Ensemble BarBier Concert Vol.4は、9月10日(土)に東京建物八重洲ホールで満員のお客さまと共に楽しく無事に終了いたしました!お越しくださった皆様、開催にあたりご協力・ご支援、そして応援してくださった皆様すべてに感謝しております。ありがとうございました!

4回目の公演も楽しくスリリングにそして盛りだくさんな内容でお届けいたしました。お客さまにわかっちゃうくらいのヤバいところは無かった・・・と信じたいですが(笑)、概ねご好評がいただけてホッとしています。

いつも本番は難しく、しかし本当に楽しい時間です。運営面でバタバタする事はもう4回目なのでほとんどありませんが、その楽しい時間のための事に当日は演奏に集中できるのは、ほぼ同じメンバーでずっとお手伝いしてくれているスタッフの皆さんのお陰です。いつも本当にありがとうございます。

珍しい楽屋ショットなども(笑)
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さて、今回は初めて「ゲスト」司会者を2部に招きました。我々の大事なお友達、カメラマンの阿字雄 革(あじお あらた)さんです。いつもよく我々の演奏中の写真を撮ってくれたり、演奏会の打ち上げだけ来てくれたりしていたのですが、八重洲のホールに来るのは初。お客さまとして来る前にステージに上がってしまいました(笑)。

残念ながら司会者としての雄姿を写したお写真がありませんが、この下の乾杯の練習の写真以外は全て阿字雄さんの作品です。
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来年は最初の節目の第5回!は9月16日(土)です。いつもと違うホールなのでお間違えなく!今から予定表に書き込んでおいてくださいね!
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お久しぶり・・・の時は大体これです(笑)

みなさまお久しぶりです。半年以上ぶりですね(笑)。相変わらず筆不精でスミマセン!

今年は遅めでしたが、梅雨が明けてからの暑さはすごいですね。でも今は熱いスポーツイベントがたくさんで楽しいですね。僕も日本人アスリートたちの頑張りに負けていられません!

というわけで、今年もこの時期がやってまいりました!!

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夏の締めくくりはBarBierコンサートで!一昨年は12日前、昨年は13日前にチケット完売の人気公演(笑)、Ensemble BarBierのコンサート、今年は9月10日(土)に例年通りの東京建物八重洲ホールにて開催いたします。

今年も意欲的なプログラムで臨みます。毎年の課題曲的なデポルトの作品も4つ目。今年は「フランス」と「ラテン」で多彩なクラリネット音楽をお楽しみいただきます。みなさま是非お越しくださいね!


Ensemble BarBier Concert Vol. 4

日時:2016年9月10日(土)18:30開演 (18:00開場)
チケット:2500円(全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
    JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、
    東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分
    東京駅八重洲地下街21番出口より徒歩0分


 ~プログラム~
E. ボザ:クラリネット四重奏のためのソナチネ
J. M. ダマーズ:キャトル ア キャトル
Y. デポルト:イタリア組曲
coba:楽天家に捧ぐ螺旋
P. ヒケティック:3つのラテンダンス 他

出演:Ensemble BarBier(アンサンブル・バービーア)
 人見 剛 (クラリネット)
 宇野 晶太 (クラリネット/エスクラリネット)
 田丸 恵 (クラリネット)
 北原 多美子 (クラリネット/バスクラリネット)

チケットご希望の方は、コメント、メール、お電話等にてご連絡ください。上にも書きましたが、人気公演なので(笑)お早めのご予約をお勧めいたします。

そういえば・・・
8月11日は今年から山の日という祝日になりましたね。夏休みは関係のない歳ですが、なんとなく8月は全部休日のような感覚でいるので、11日が特別な日には思えません。で、噂によるとこの日の夕方、サントリーホールのあたりで何かあるようです(笑)。それと関連して、28日(日)の午後にもユーカリが丘あたりで何かあるようです。詳細が知りたい方はご連絡ください!

ではみなさま!水分補給をしっかりして、暑い夏を元気に乗り切りましょう!そして9月10日は東京建物八重洲ホールでお会いしましょうね!

Brahms Respekt 終了いたしました!

天候がとても心配された1月23日、幸い首都圏は少し雨が降った程度で、ご来場予定だった方全員会場にお迎えすることができ、ほぼ満席状態で中島五輪江さんとのデュオリサイタルを開催する事が出来ました!

いつもながら反省点は多く、この年になってもまだまだだなあと思います。でも、大好きな曲ばかりを並べて演奏する事が出来て、幸せな時間でした。寒い中ご来場くださった皆様、応援してくださったみなさま、ありがとうございました!また精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

なんだかバタバタして中島さんとの写真さえも撮り忘れました。リハーサル前の写真をいくつか掲載しておきます。
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アンサンブルの時はいつも舞台を60センチ上げるのですが、今回は半分の30センチにしました。


今回お手伝いをお願いした3人の方々、偶然というか...みんなこれから新しい道を進もうとしているところで、羨ましかったり眩しかったり。僕自身も新しい事をしようとしていた頃の気持ちを思い出しました。みなさん頑張って下さいね!
完璧なサポートでした。ありがとうございました!

そしてもちろん、中島さん!4年ぶりの共演、とっても楽しかったです!またやりましょうね!ありがとうございました!

こんなにいいお天気なのに...

  • Posted by: Tsuyoshi Hitomi
  • 2016年1月22日 12:43

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明日のお天気が悪いなんて信じられません。僕の気合いが足りないのでしょうか?

それでも明日はやってきます。大雪、大雨にはならぬよう祈るばかりです。というわけで、明日コンサートにご来場くださるみなさま、東京建物八重洲ホールにお越しになるには、八重洲地下街からが雨風雪に見舞われるのを最小限にとどめることが出来て便利です。

八重洲地下街マップ

コンタクトのアイシティと、旅行会社H.I.S.の間にある「21番」の出口を出て、右側の階段を上がるとホールの目の前に出ます。途中にたくさん楽しそうなお店もあり、オススメですよ!みなさまお気をつけてお越しください!
(くれぐれも、23番出口を出て、名前の似ている「東京八重洲ホール」へ行ってしまわないでくださいね)

チケットもあと少し残っております!

さて、中島五輪江さんも無事東京到着。今から最後の追い込み頑張ります!

後4日 / シューマンの話

昨日は凄い雪でしたね!


...と書きたいところですが、千葉と東京は遠いのか(笑)、雨風は厳しかったものの全く雪に見舞われない1日でした。東京や神奈川のみなさまは大変でしたね。

そして打って変わって今日は快晴なのですが、こうなってくると、今週末のお天気が少し心配されます。僕は超晴れ男で有名ですが、よく考えるとこの時期に演奏会を企画した事は一度もありません。現時点では不穏な天気予報です。晴れ男パワーを今回も発揮出来るでしょうか。

その、ついに今週末に迫った中島五輪江さんとのコンサート、大変ありがたい事に、残席数が間もなく1桁になろうとしております。早い者勝ちですので是非ご予約を!


さて...
コンサートまでにいろんなサイドストーリーを書きたいと思っていたのですが、相変わらずの筆不精につきもう間に合いそうにありませんので、当日のプログラムに残りは書かせていただきます。とりあえず、シューマンまでを!

僕はドイツにいた時間のほとんどをデュッセルドルフ市民として過ごしました。あちらに住んだ事がある日本人にとってのデュッセルドルフは「日本人の憩いの地」的な印象が強いかも知れません。多くの日本人が住み、日本の食べ物や本など、高額ではありますが、大抵の物は手に入れる事が出来ます。

しかしもちろんそれはほんの一面。とても美しくドイツらしい街で、雄大なライン河畔に佇む穏やかなここが大好きでした。この美しい街に40歳のローベルト・シューマンは家族と共に移住してきます。

デュッセルドルフ市の音楽監督として、最初の1年くらいは幸せに過ごしていました。街のシンボルとも言うべきライン川の名を冠した交響曲第3番を作曲したり、最初に作っていた交響曲を第4番として校訂し、現在のデュッセルドルフ交響楽団にあたるオーケストラで初演をしています。

しかし、次第にシューマンの精神の異常が目立つようになってくると、それが音楽家たちとの不和の原因となり、シューマンは更に精神を病んでいってしまう事になります。

そんな折、北ドイツの街ハンブルクから、若く元気な青年がシューマン家を訪ねてきます。それがブラームス。シューマンはこの才能あふれる作曲家でピアニストでもあったブラームスを大変気に入り、しばらくしていなかった評論家としての筆を取って、ドイツの楽壇に彼を大々的に紹介します。シューマンとブラームスの親交はずっと続き、シューマンの死後もブラームスはシューマンの家族とのお付き合いが続いたのは有名な話です。

シューマンの住んでいた家...特に何か記念館のようになっているわけではないのですが、デュッセルドルフの旧市街の外れにあるその一角は、ライン川にも近く、今でも石畳の敷かれた通りに面した、とでも静かで落ち着いています。僕もよくそのあたりを散歩していましたが、シューマンやブラームスはどんな気持ちでこの道を歩いていたのだろうかと思いを馳せておりました。

その、ライン川に近い事が後に仇となります。ついに体を壊してしまったシューマンは床に伏せっていました。突然何をしでかすかわからない夫にクララはつきっきりで看病していたのですが、ある日往診に来た医者と診察後に話し合いをしていた隙に家を飛び出して、広く流れの急なライン川に身を投げてしまいます。44歳の時でした。

シューマンはこの行為で死ぬ事はありませんでしたが、その後2年間の最期の時までを、ボン郊外の精神病院で過ごしました。死ぬ間際まで家族に会う事もなく。

...と、ここまで書いて、結局何が言いたかったのかわからなくなってしまいましたが(笑)、そんなシューマンの作品、ドイツに行くまではそれほど好きと思えなかったのですが、なんとなく縁のある人になった気分になると、好きに思えてきたのでした。たくさんの素晴らしいシューマンの楽曲とその演奏に触れ、自分でも意欲的にシューマンの曲を演奏してきました。

今回のコンサートで取り上げるのは「アダージョとアレグロ」という、オリジナルはホルンとピアノのために書かれた曲です。デュッセルドルフに移住する直前に、シューマンは管楽器とピアノによる室内楽曲を3つ作曲しており、クラリネットのための物も「幻想小曲集」という素敵な作品を残してくれています。もうひとつのオーボエとピアノのための「3つのロマンス」も含め、すべて珠玉の名曲なのですが、今回は敢えてクラリネットの曲ではなく、アダージョとアレグロを演奏します。

実はこの曲をホルンで演奏している生演奏に触れた事がありません(笑)。そして、誰かからレッスンも受けた事がありません。敢えて言うなら、これまでに3人のピアニストとこの曲に取り組んだので、そのピアニスト達の持つシューマン感が、僕の先生と言えるかも知れません。

中島さんとは3度目のこの曲の共演になります。僕もちょうどシューマンの最期の時期に差し掛かる年齢になりました。どんなシューマンをご披露出来るのか、僕も楽しみです。


ブラームスもしっかり準備してますからね!

再び大阪

  • Posted by: Tsuyoshi Hitomi
  • 2016年1月12日 02:30

先週末、また大阪に行ってきました。
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お正月からのお天気続きで、風もなく飛行機も快適な旅。あまりに暖かくて富士山もこんな感じでした。

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エレキング
(笑)

もちろん目的はあと10日後に迫るデュオリサイタルのための中島五輪江さんとのリハーサル。11月末のリハーサルからのお互いのアイディアの進歩が楽しく、あっという間に夜になってしまったという印象の充実ぶりでした。きっといいコンサートになります。ご期待ください!そして、まだ1月23日の夜の予定の空いている方は是非八重洲へ!まだ残席ございます!
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そして今回はもう一つの目的がありました。金光学園中高時代の一つ下のクラリネットの後輩、井上稔くんが所属する市民オーケストラ、北摂フィルハーモニー管弦楽団の練習にお邪魔し、木管セクション(ホルン含む)の指導を主にさせていただきました。本番2週間前の大事な時期にふさわしいアドバイスが出来たかどうか不安ですが、みなさん物凄いやる気と吸収力でどんどん変化していき、指導していてとても楽しかったです。もう少し時間が欲しかった!
同じ週末に本番(北摂フィルは1月24日)ですが、お互い素敵なコンサートになりますように!

そして、そこで22年振りの素敵な再会がありました。
僕が島根大学の3年時に教育実習に行った附属中学の3年生だった曽田健(通称そたけん)くん。
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22年たった今ではおっさん二人(笑)。

彼がその後音楽の道に進み、プロのチェリストになっている事は風の便りで知っていましたが、まさか北摂フィルの弦楽器のトレーナーをしているとは!僕が来る事を知ってて声をかけてくれました。小生意気な中学生だった頃と根本は変わってないかもしれないけど(笑)、立派な大人・チェロ奏者になっていて驚きました。22年って年月は人を成長させるもんだなあと思いました。という事は・・・僕も歳を取ったという事ですね。

今年最初の旅は充実して終わり。帰りも快適なフライトで帰ってまいりました。
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ちょうどディズニーの近くを通った時に、花火が上がっていました。が、うまく撮影できず。

本当はこの後にシューマンの話を書くつもりでしたが、長くなったのでまた改めます。

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