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Klarinette(クラリネット) Archive

Deutsche Seele Esprit français

みなさま、あけましておめでとうございます。

もう17日ですが(笑)。

それよりも、こちらのブログの更新は前回が昨年の8月9日と、いつもながら放置状態ですね。告知ご報告ともサボっておりましたが、その際にお知らせしたコンサート以降も色々と活動をしておりました。ちゃんと生きております!

さて、本当に告知しかしておりませんが、今回の投稿も告知です。

1年前に企画して準備していると、まだまだ先だと気持ちがのんびりしてしまって気づいたらもう間近!なんてことがよくあるのですが、今回もまさにそれで焦ってきております!今回が6シリーズ目となる、2008年以来共演を重ねている中島五輪江さん(ピアニスト)とのデュオリサイタルを、1月28日(日)に京都市の桂、2月4日(日)に東京の谷中にて開催いたします。開演は日曜なので、共に14:30(14:00開場)です。
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コンサートの詳細はこちら

今回の企画の内容を中島さんと話し合う際、僕が最初に提案したのは、オールフランス物プログラム!でしたが、即却下されました(笑)。その上、今まで中島さんからやろうと提案されてお断りし続けてきた「ある」レパートリーを受け入れ、結果的に前半はドイツ物、後半はフランス物という形で6曲からなるプログラムを組みました。

そもそもオールフランス物にしたいと考えた理由が、僕の苦手(そう)なものばかりでプログラムを組んでみたいと思ったからで、その中島さんから提案され続けてきた曲を練習すればするほど苦手だなあと思う(注:ドイツ物ですが)ので、元々の希望はかなっているのかもしれません。でも、いつも自画自賛するのですが(笑)、我ながらいいプログラムが組めたなと思っています。

その、苦手なものに相対峙して思うのは、苦手と憧れが紙一重であるということ。ドイツに暮らしていた頃、フランスはなんだか素敵に見えました。クラリネットを吹いていると、ヴァオリンはとても素敵な楽器に感じられました。他にも気づけば僕の色んな憧れが今回のプログラムには詰まっています。そんな気持ちを思い出して頑張って練習しております。

もう京都公演まで10日なんて信じられないくらい色々間に合ってませんが、会場でみなさまにお会いできることを楽しみに誠意準備中です。お席まだございますので、1月28日、2月4日のご予定が空いていらっしゃる方、是非素敵な音楽を楽しみに会場へお越しください!

そして、2011年の12月以来、久しぶりに関西でもコンサートを開催できるのが楽しみです。

ちなみに、中島さんが以前からずっと提案されていた、今回取り組むこととなった「ある」曲、中島さんのピアノが本当に素敵なんです。これは絶対聴き逃せないですよ!

2018年はこの後もたくさんの企画が既に決まっております。今年も元気に駆け抜けたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします!

演奏会のご案内 その1

みなさま、大変ご無沙汰しております。こちらの投稿はなんと昨年の10月以来。いつもながらの筆不精ですが、どうぞこの宣伝投稿(笑)ご覧ください。

2017年の前半は少しおとなしくしておりましたが、後半はたくさん演奏してまいりますので、どうぞお楽しみに。まずは

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ピアニスト平野裕樹子さんの主催されるコンサートシリーズである「魅惑の室内楽」に、ソプラノ歌手の針生美智子さんとともに出演します。オペラ歌手としてご活躍の針生さんとは初共演、ピアニストの平野さんは、一昨年に開催した室内楽コンサート以来2度目の共演となります。

このコンサートでは、多方面で活躍されている作曲家・木下牧子さん作曲の、芥川龍之介の名作小説「蜘蛛の糸」をソプラノとピアノとクラリネットの音でつむぐ音楽物語の上演をメインに演奏し、木下さんの歌曲作品やシューベルトの「岩の上の羊飼い」など、ピアノ・ソプラノ・クラリネットの魅力をたっぷり楽しんでいただける内容です。

この演奏会は、9月2日(土)に千葉で、9月5日(火)に東京での2公演の開催となります。今年はいつも9月に東京建物八重洲ホールで開催していたアンサンブルのコンサートが別会場なので、今年はあそこに行かないんだなあと思っていたのですが、9/5のコンサートは八重洲!やはりこの時期にはあのホールにご縁があるようです(笑)。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

魅惑の室内楽 Vol.4 ~響きあう声と楽器の魅力に迫る~

(千葉公演)
日時:2017年9月2日(土)14:00開演 (13:30開場)
チケット:一般2000円 / 学生(25歳以下)1500円 (全席自由)
場所:千葉市男女共同参画センター イベントホール
   千葉県千葉市中央区千葉寺町1208-2
    JR線「千葉」駅東口バスターミナル2番乗り場よりバス乗車「ハーモニープラザ」下車徒歩1分、
    京成電鉄千原線「千葉寺」駅より徒歩6分

(東京公演)
日時:2017年9月5日(火)19:00開演 (18:30開場)
チケット:一般3500円 / 学生(25歳以下)2000円 (全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
    JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、
    東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分
    東京駅八重洲地下街21番出口より徒歩0分


~プログラム(両公演共通)~
木下牧子:歌曲集より「風を見た人」「あさっておいで」「ほんとにきれい」(針生・平野)
R. シューマン:アダージョとアレグロ Op.70 (人見・平野)
F. シューベルト:岩の上の羊飼い Op.965 (針生・人見・平野)
木下牧子:音楽物語「蜘蛛の糸」~朗読(ソプラノ)、クラリネット、ピアノのための~

チケットご購入に関しまして:
千葉公演、東京公演とも、人見までメール、お電話、このブログやフェイスブックのコメント等にてご連絡ください。

なお、東京公演は、「Yahoo!Japanデジタルチケットパスマーケット」にても前売り券を販売いたしております。

http://bit.ly/miwaku4

のページにアクセスすると、クレジットカード等で購入可能なページにアクセスできます。わかりにくい場合は、人見までお問い合わせください。

また、コンサートの詳細は平野さんのホームページにてもご参照いただけます。

東京公演は珍しく平日の夜の公演です。普段週末がお忙しい皆様、人見の演奏に触れられるチャンスですよ!

Ensemble BarBierのフェイスブックページをつくりました。

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9月も残すところあと2日ですね。今年の9月は記録的に日照時間の短い月だったようです。8月の後半から立て続けにいくつもの台風がやってきた影響もあるのでしょうか。

さて、本元のホームページもこのブログも更新が滞っておりますが・・・Ensemble BarBierの活動を紹介するフェイスブックページを作りました。まだよくわからない中での公開開始ですので、地味に(笑)宣伝開始です。こちらはFacebookをやっていない方にもご覧いただけるページとなっておりますので、たまに覗いていただけると嬉しいです(でも、コメントしたり「いいね!」したりはできません・・・)。そしてもちろん、Facebookをされている皆様にはぜひ「いいね!」ボタンを押していただけましたらメンバー一同励みになりますので、どうぞよろしくお願いいたします。BarBierとしての活動だけでなく、メンバーの出演するコンサートなどもご紹介していきたいと思っています。

URLは
http://www.facebook.com/ensemblebarbier/
です。是非ご覧ください!

Ensemble BarBier Concert Vol.4 無事終了しました!

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10日以上経ってしまいましたが(いつものことですが(笑))、Ensemble BarBier Concert Vol.4は、9月10日(土)に東京建物八重洲ホールで満員のお客さまと共に楽しく無事に終了いたしました!お越しくださった皆様、開催にあたりご協力・ご支援、そして応援してくださった皆様すべてに感謝しております。ありがとうございました!

4回目の公演も楽しくスリリングにそして盛りだくさんな内容でお届けいたしました。お客さまにわかっちゃうくらいのヤバいところは無かった・・・と信じたいですが(笑)、概ねご好評がいただけてホッとしています。

いつも本番は難しく、しかし本当に楽しい時間です。運営面でバタバタする事はもう4回目なのでほとんどありませんが、その楽しい時間のための事に当日は演奏に集中できるのは、ほぼ同じメンバーでずっとお手伝いしてくれているスタッフの皆さんのお陰です。いつも本当にありがとうございます。

珍しい楽屋ショットなども(笑)
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さて、今回は初めて「ゲスト」司会者を2部に招きました。我々の大事なお友達、カメラマンの阿字雄 革(あじお あらた)さんです。いつもよく我々の演奏中の写真を撮ってくれたり、演奏会の打ち上げだけ来てくれたりしていたのですが、八重洲のホールに来るのは初。お客さまとして来る前にステージに上がってしまいました(笑)。

残念ながら司会者としての雄姿を写したお写真がありませんが、この下の乾杯の練習の写真以外は全て阿字雄さんの作品です。
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来年は最初の節目の第5回!は9月16日(土)です。いつもと違うホールなのでお間違えなく!今から予定表に書き込んでおいてくださいね!
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お久しぶり・・・の時は大体これです(笑)

みなさまお久しぶりです。半年以上ぶりですね(笑)。相変わらず筆不精でスミマセン!

今年は遅めでしたが、梅雨が明けてからの暑さはすごいですね。でも今は熱いスポーツイベントがたくさんで楽しいですね。僕も日本人アスリートたちの頑張りに負けていられません!

というわけで、今年もこの時期がやってまいりました!!

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夏の締めくくりはBarBierコンサートで!一昨年は12日前、昨年は13日前にチケット完売の人気公演(笑)、Ensemble BarBierのコンサート、今年は9月10日(土)に例年通りの東京建物八重洲ホールにて開催いたします。

今年も意欲的なプログラムで臨みます。毎年の課題曲的なデポルトの作品も4つ目。今年は「フランス」と「ラテン」で多彩なクラリネット音楽をお楽しみいただきます。みなさま是非お越しくださいね!


Ensemble BarBier Concert Vol. 4

日時:2016年9月10日(土)18:30開演 (18:00開場)
チケット:2500円(全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
    JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、
    東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分
    東京駅八重洲地下街21番出口より徒歩0分


 ~プログラム~
E. ボザ:クラリネット四重奏のためのソナチネ
J. M. ダマーズ:キャトル ア キャトル
Y. デポルト:イタリア組曲
coba:楽天家に捧ぐ螺旋
P. ヒケティック:3つのラテンダンス 他

出演:Ensemble BarBier(アンサンブル・バービーア)
 人見 剛 (クラリネット)
 宇野 晶太 (クラリネット/エスクラリネット)
 田丸 恵 (クラリネット)
 北原 多美子 (クラリネット/バスクラリネット)

チケットご希望の方は、コメント、メール、お電話等にてご連絡ください。上にも書きましたが、人気公演なので(笑)お早めのご予約をお勧めいたします。

そういえば・・・
8月11日は今年から山の日という祝日になりましたね。夏休みは関係のない歳ですが、なんとなく8月は全部休日のような感覚でいるので、11日が特別な日には思えません。で、噂によるとこの日の夕方、サントリーホールのあたりで何かあるようです(笑)。それと関連して、28日(日)の午後にもユーカリが丘あたりで何かあるようです。詳細が知りたい方はご連絡ください!

ではみなさま!水分補給をしっかりして、暑い夏を元気に乗り切りましょう!そして9月10日は東京建物八重洲ホールでお会いしましょうね!

あけまして おめでとうございます

みなさま、2016年もめでたく明けましたね!
本年も引き続きよろしくお付き合いください。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

年越しは特に変わりなく家で過ごし、のんびりと過ごしました。

大みそかは年越し蕎麦からダラダラとお酒を飲みながら紅白を。それぞれみなさん色々な意見や感想があると思いますが、エンターテインメントの在り方について色々と考えさせられ、勉強になりました。僕らの世代にはなかなか楽しめる内容だったかと思います。

元日は、両親と妹の家族と。

で、本日4日より通常営業しております。12月から・・・ではなくずっとなのですが、食べ過ぎ飲みすぎなので、少し気をつけねばと思ってはいるものの、食べ物も飲み物も美味しいので(笑)。1月23日が終わったら少し体重を落としたいなと思ってます。本当に。

1月23日(土)のデュオ・リサイタル「ブラームス・レスペクト」も間近に迫ってまいりました。人見渾身のプログラムです!チケットまだございますので、どうぞみなさまお越しくださいね!
詳細はこちら

今年もあと8日/そしてあと一ヵ月

気がついてみればもう12月23日。あと8日で2015年も終わってしまいますね。毎年の事ですが、この時期は気を抜くと、やらないといけない事がなにも片付いていないのに、ただ日付だけが過ぎて行っている気がします。去年は比較的早めに年賀状に手をつけたのですが、今年は原案すら・・・。

さて、23という日付、ちょうど来月の23日はデュオ・リサイタルの日付となっております。チケット絶賛発売中ですので、ぜひみなさまお買い求めを!1月23日の夜の予定がまだお決まりでない方、よろしくお願いします!

さて...

久しぶりに見た太陽の塔!
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夜は目が光るんですね!
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...と、大阪に遊びに...ではなく、リハーサルをしにピアニストの中島五輪江さんを訪ねてまいりました。最後に一緒に演奏したのが2011年の12月でしたので、ほぼ4年ぶりの合わせ!元々今回の「Brahms Respekt」の企画も2012年中に開催する予定だったものを、僕の個人的な事情で延期をお願いしてここまで引き延ばしてしまいました。随分とお待たせしてしまったのであります。お互いの4年間の様々な活動や経験が多少のすれ違い(笑)を発生させたものの、やはり多くの音楽感の共有が出来る方です。懐かしく、そしてまた新しい感覚で充実した時間でした。1月23日、どうぞご期待下さい!!僕も本当に楽しみです。


たまには、近況報告以外の事も書きます(笑)。

今回のプログラムは、ブラームスの2つのソナタを軸に他の2曲も選んだのですが、4曲それぞれについて考えた時、僕がお世話になった先生方の顔が浮かびました。その内のWeberについて、少し今日は記してみます。

今回取り上げるGrand Duo Concertantですが、初めて演奏したのは大学3年の後期試験でしたから、1994年の1月なので、22年前のちょうど今頃に一生懸命練習していた事になります。

Weberはクラリネットを勉強する者にとっては絶対避けて通れない存在で、僕も最初に学んだ大きな曲が、大学入試の課題曲であったWeberのConcertinoでした。それまで吹奏楽の経験しかなかった自分のクラリネット演奏がいかに適当であったのかを知らしめ、専門家としての道を歩み始める心構えと基礎...というか根本を叩きこんでくださったのが、芦田修次先生でした。

指回しの苦手さから手をつけていなかった第2番のコンツェルトを根気よくご指導くださり、ドイツに渡る準備をしていた僕に自信をつけ不安を少し和らげてくださったのが、森田利明先生でした。

そして...今ではおそらく一番自信のあるレパートリーであるコンツェルトの第1番を生意気盛りの大学1年の時に最初に与えてくださり、また今もあんまり変わってないような気がしますが(笑)、夢だけは大きく語るものの実力が伴わなかったり、見当はずれの事をしたり考えたりしていた21歳の僕をズタズタに叩きのめし、そこから大反転して頑張る力をこのGrand Duoの指導を通して与えてくださったのが、 手塚実先生でした。

22年経った今でも、ズタズタに叩きのめされたレッスンの日の事は鮮明に覚えてます。多分人生で一番怒られたレッスン。本気で「クラリネットも音楽も辞めろ!」って言われました。

でも、確実に「あの日があったから今がある」という転機のひとつです。選曲した時にはすっかり忘れていましたが(笑)、心の中の何かがこの曲を思い出させてくれたのかも知れません。

今でも練習していると手塚先生の顔しか思い浮かびません。いつまでたっても気にかけてくださっていて幸せな弟子です。いつか先生にも聴いていただかないといけませんが、何と言って怒られるか、想像するだけで恐ろしいです。

今年3回目

・・・の鳥取県へ行ってまいりました(今回は倉吉市へ)。
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ちょっと時間が経ってしまいましたが、11月6日〜7日の滞在時間約30時間という短い時間で。とても楽しい訪問でした。

今回は初めて米子空港へ。松江に住んでる頃も利用したことがありませんでした。

山陰に飛ぶ時は富士山は山梨側!
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順調に到着。倉吉の高校の先生をしている大学のだいぶ若い後輩がお迎えに来てくれました。そのままちょっとだけ島根県に入り、かつては無かった高速道路を通って倉吉へ。

大山は雲に邪魔され残念。
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空が広い。
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ここはちょっと期待はずれ・・・
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そして、歓迎していただきました!
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たくさんの美味しいお酒とともに美味しくいただきました。


で、翌日はちゃんと仕事!
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交通整理したり

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手裏剣投げたり(笑)
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吠えたり(笑)
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・・・と、倉吉の高校の吹奏楽部の皆さんと楽しい時間を過ごしてまいりました。この日の翌日には倉吉天女音楽祭で、また今週末に鳥取市で今回指導させていただいた皆さん(高校の合同バンド)が演奏します。どのくらいお役に立てたかはわかりませんが、終わった後楽しかったと思える演奏になりますようお祈りしています。


そして、嬉しい再会。
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松江時代の4年間を語る上で欠かせない、本当にお世話になった先輩で名チェリストの石黒信行さんと20年ぶりにお会いしました。帰りは米子空港まで送っていただきました。

お招きありがとうございました!また呼んでください!
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しかし、こうやって楽しくお酒が飲めているのも、この事件があったことからが始まり。それから28年。鳥取とのご縁もいろいろとできました。


今月はもう一度旅に出ます。探してください(笑)。

Brahms Respekt

紅葉にはまだ少し早い関東地方ですが、清々しい秋の陽気をここのところ楽しめていて嬉しいです。

少し時間が経ってしまいましたが、10月24日、STURM ENSEMBLEの演奏会は、沢山のお客様にご来場いただき、盛会のうちに終える事が出来ました。みなさまありがとうございました。

演奏会の開催には毎回様々な課題があり、今回も色々と学びました。関わる全ての人が満足出来る物はなかなか作れませんが、より良いコンサートを今後も創っていけるよう精進します。今後ともどうぞよろしくお願いします。

今回僕は、上萬雅洋さんの新作「五つの小さな夜の歌」(初演)と、モーツァルトの五重奏曲を演奏しました。ともに美しい音楽で、僕のような心の汚れた人間(笑)が素性を隠して演奏するのは大変なのですが、楽曲の持つ力に助けてもらえたでしょうか。


さて、またまたまた東京建物八重洲ホールでの公演となりますが、年明けの1月に演奏会を開催致します。かれこれ、ここではもう6回も演奏会をさせていただいていますが、今回は初めてピアノとのデュオ・リサイタルに挑戦します。ピアニストは、大阪でいつも一緒に演奏していた中島五輪江さんで、東京では初めての共演となります。

で、本日の記事名「Brahms Respekt」ですが、今回のデュオ・リサイタルでは何と、ブラームスのクラリネットソナタを2曲とも演奏しちゃおうという骨太な企画。ありがたい事に、これは中島さんからのご提案で、僕としては大歓迎。さらにプログラムを組むにあたり色々と相談していましたら、さらに筋肉質な物になってしまいました。ブラームスとそこにたどり着くまでのドイツ・ロマン派の音楽を、しっかりとお聴かせします!ある意味今までで一番大きな本番かも知れません。是非ご予定空けておいてください!!

人見剛 中島五輪江 デュオリサイタル
「Brahms Respekt」

2016年1月23日(土) 18:30開演(18:00開場)(予定)
東京建物八重洲ホール
入場料 3000円
プログラム
C.M.v.ヴェーバー:
グランド・デュオ・コンツェルタント Op.48
J.ブラームス:
ピアノとクラリネットのためのソナタ 変ホ短調 Op.120-2
R.シューマン
アダージョとアレグロ Op.70
J.ブラームス
ピアノとクラリネットのためのソナタ ヘ短調 Op.120-1


さてさて、明日旅に出ます。探してください(笑)。この一週間は旅の宿題に追われてます...間にあうかなあ...

いよいよ今週末となりました!

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STURM Ensemble Kammermusik Abend 2015
〜シュトゥルム アンサンブル 室内楽演奏会〜

日時:2015年10月24日(土)18:30開演 (18:00開場)
チケット:3500円(全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
   (JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、
東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分)

 ~プログラム~
J. ブラームス:クラリネット五重奏曲 ロ短調 Op.115
上萬雅洋:五つの小さな夜の歌(初演)
W. A. モーツァルト:クラリネット五重奏曲 イ長調 Kv.581

出演:STURM Ensemble(シュトゥルム・アンサンブル)
 クラリネット:人見 剛 北原 多美子
 ヴァイオリン:山口 恵三子 赤星 明奈
 ヴィオラ:小堀 まやか
 チェロ:行本 康子

モーツァルトの作品を演奏できる事は歓びでしかないのですが、全部僕の内面がバレてしまうので、真っ白な心で挑まないといけません。今年は7月に、お久しぶりでケーゲルシュタット・トリオも演奏させてもらえたので、少しは心が浄化されているでしょうか(笑)。

また、上萬さんにこの日のために書いていただいた新作「五つの小さな夜の歌」も、負けず劣らず真っ白な心を必要とされる曲。北原さんと合わせをする度に曲に魅せられてきています。この世に初めてこの曲を響かせることが出来る栄誉、しっかりと初演の任を果たしたいと思います。

ブラームスの珠玉の名曲は、今回は「気持ち」だけの参加ですが、北原さんの魂のつまった熱演が楽しみです。

今週末24日(土)の夕べ、まだ予定の決まっていない方は是非東京建物八重洲ホールへお越しください!

9月12日(土)のEnsemble BarBier コンサートにつきまして。

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みなさま、おはようございます(こんにちは、こんばんは)。

先日告知いたしました9月12日(土)に開催のEnsemble BarBier Concert Vol.3ですが、おかげさまで本日をもちまして満席となりました。ご購入、ご予約下さいました方々、ありがとうございました。メンバー全員喜んでおります。

つきましては、追加のご予約の受付及び当日券の発券は、今後のご予約のキャンセルが生じた場合のみとなります。ご予約を迷われていた方、当日券でとお考えだった方、申し訳ありませんがご容赦ください。

キャンセル発生時には、またこちらでお知らせさせていただきます。

Ensemble BarBier
人見 剛・宇野 晶太・田丸 恵・北原 多美子

間際のご案内ですが・・・

いつもながら、ご無沙汰しております。

梅雨も明け、毎日暑いですね。仕事柄、一番暑い時間帯は空調の効いた建物内にいますが、それでも気分的にやられてしまいます。みなさま、熱中症にならないよう、水分補給を忘れずに!

さて、ボケっとしててもバタバタしてても、あっという間に時間が過ぎて、もう今週末に迫ったコンサートのご案内を忘れておりました。千葉県在住なのに超レアなのですが、習志野市(初めてです)で演奏します。

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JR京葉線新習志野駅の近くにある「茜浜ホール」にて、7月25日(土) 13:30開演です。ヴァイオリンの廣川智さん、ピアノの平野裕樹子さんとも初共演(本番の練習?練習の本番?は実は済んでますが・・・)ですが、とても素敵な演奏がご披露できると思います。先ほどニュースを見たら週末のお天気が何やら不穏な予想もされておりますが、週末まだご予定のない方、是非足をお運びください!近所にサッポロビール園もありますよ~!

この日僕は、ミヨーの「組曲」(ヴァイオリン、ピアノと)、モーツァルトの「ケーゲルシュタット・トリオ」(ヴィオラ、ピアノと)、そして、インマークライナーを演奏します。

ちょっと料金体系が複雑なのですが、おひとり様よりおふたり様のほうがお得な料金になっているようですので、是非お友達お誘い合わせのうえお越しくださいませ!ご連絡いただければお取り置き出来ます!

雑なご案内でスミマセン!

改めまして...演奏会のご案内

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3月も半ば。暖かかったり寒かったり晴れたり雨だったりと目まぐるしくお天気の変わる毎日ですが、皆様お元気ですか?

さてさて、ちょうど1ヶ月前になりましたので、改めて演奏会のご案内をさせていただきます。

人見 剛 皆川 彩
クラリネットとピアノによるデュオ・リサイタル
〜20世紀邂逅(かいこう)〜

日時 : 2015年4月18日(土) 18:30開演(18:00開場)
場所 : やなか音楽ホール
出演 : 人見 剛(クラリネット) 皆川 彩(ピアノ)

プログラム :
エドワード・グレグソン : トリビューツ
ヨーク・ボウエン : クラリネットソナタ ヘ短調 aop.109
ジョン・ケージ : クラリネット ソロソナタ
アルバン・ベルク : 4つの小品 Op.5
マックス・レーガー : ピアノとクラリネットのためのソナタ 変ロ長調 Op.107

チケット : 3000円

今回ご一緒いただく皆川さんは、先生業としての僕のお仕事でとてもお世話になっている方なのですが、2010年に山本純ノ介先生の作品を初演させていただいた際に共に頑張った戦友(笑)でもあります。今回のプログラムを組むにあたり、グレグソンとボウエンは皆川さんが提案してくれた物です。英語を母国語とする作曲家の作品はまだ経験が浅く、なかなかお知り合いになるのに時間がかかっていますが、共にとても魅力的な作品ですので、こんな曲知らない!なんて毛嫌いしないで聴きにいらしてくださいね(笑)。

後半に演奏する、ベルクの4つの小品とレーガーのソナタ(第3番)は、僕の本当に好きな作品でして、幾人ものピアニストの方々に共演していただき、ご迷惑をかけて(笑)きた大事なレパートリーです。

特にレーガーのこのソナタは僕がクラリネットの作品の中で一番好きな曲。35分の超大作なのですが、いつも演奏できる喜びでいっぱいになります。しかし...実はこの曲でプログラムを締めた経験がありません。理由は様々ありますが、だいたい前半の終わり休憩前。お客様の反応も含め、どうなっちゃうのか楽しみです。

会場のやなか音楽ホールは、2010年、2011年の2回、友人の西林さん(クラリネット)と芦沢くん(ピアノ)との3人での会をして以来。演奏しやすく、好きなホールの一つです。周辺の下町の街並みもお散歩にピッタリ。4月も半ばのよい季節、ふらっとやなか音楽ホールにいらしてくださいね!

チケットのご用命は、このブログ記事へのコメント、FacebookやTwitter等、また人見の連絡先をご存知の場合は直接...など、あらゆる方法で受け付けております。

ここ2年ほど演奏をサボり気味でしたことを反省し、このコンサートを皮切りに今年はたくさん皆様の前に登場しますので、全部来てください(笑)。よろしくお願いします!

演奏会のご案内...など...

みなさま、とってもご無沙汰致しております。お元気でお過ごしでしょうか?

今年の夏は梅雨もちょっと長めでジメジメが続き嫌でしたが、本格的な夏になってからの毎日、本当に厳しい暑さが続いてますね。熱中症にならないようくれぐれもお気をつけくださいね。

さて、もはや 「半年記」で、演奏会のご案内くらいしか記事にしていない筆不精になってしまいまして申し訳ありません。が、やっぱり演奏会のご案内です。

昨年8月の演奏会で大変ご好評をいただきました「Ensemble BarBier Concert」を今年も8月30日(土)に昨年と同じ場所で開催いたします。

今年の目玉は、邦人作品特集です。前半のプログラムを4人の日本人作曲家の作品で組んでみました。中でも、上萬雅洋氏(鳥取在住)作曲の「 山と森と川と水と・・・」の初演は必聴。これは、一昨年僕が鳥取市交響楽団さんの演奏会にソリストとしてお招きいただいたご縁から、団長を務めていらっしゃる上萬さんとお知り合いになり、今回の作品が生まれ、初演をさせていただくことになりました。なんとこの曲はエス・クラリネットの4重奏!どんなサウンドになるかは...聴いてのお楽しみです。素敵な作品と出会えてとても嬉しく光栄に思っています。後半にもとても意欲的かつバラエティに富んだ作品を並べました。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。


Ensemble BarBier Concert Vol. 2

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日時:2014年8月30日(土)18:30開演 (18:00開場)
チケット:2500円(全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
   (JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、
東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分)

大きな地図で見る

 ~プログラム~

田丸和弥:小組曲
坂井貴祐:メトロポリス
江原大介:朱のインパルス
上萬雅洋:山と森と川と水と・・・(初演)
L. セイヤース:3つのクレズマー・メロディ
M. カルル:プレリュードとダンス
P. M. デュボワ:クラリネット四重奏曲
K. ウィルソン:パガニーニの主題による変奏曲
Y. デポルト:フランス組曲


出演:Ensemble BarBier(アンサンブル・バービーア)
 人見 剛 (クラリネット/エスクラリネット)
 宇野 晶太 (クラリネット/エスクラリネット)
 田丸 恵 (クラリネット/エスクラリネット)
 北原 多美子 (クラリネット/バスクラリネット/エスクラリネット)

チケットご希望の方は人見まで直接お電話、メール等や、このブログへのコメント欄からご連絡ください。 contact@klarinettist.com でも受け付けております。

昨年の事を考えますと、お早めご予約をオススメしま〜す!
どうぞよろしくお願いします!

さて、特に日本人にとってはずいぶん前のお話のようになってしまっていることかと想像しますが、この夏はサッカーのワールドカップがありましたね。そしてそして!悲願であった、ドイツがワールドカップ制覇を成し遂げました!嬉しい!!!

思えば僕がドイツに行き、しばらくしてやっとサッカーが面白いとわかってきた頃は、ドイツのサッカーはどん底の時代でした。その頃を思うと、この間のワールドカップでのドイツ代表の試合っぷりは見違えるように強かった。深夜や早朝でしたが、ドイツの試合は全部リアルタイムで見ました。家で見てても楽しかったけど、やっぱりDUSのAltstadtあたりで見たかったな〜。

そして今回は、僕が大好きな選手、クローゼがついに歴代得点記録を塗り替えて一位になりました。これも嬉しいこと。きっといつかまたその記録を抜く選手が出てくるでしょうが、歴史に名を刻んだことは確か。素晴らしい。

7年前の帰国直前に、当時クローゼが所属していたBremenの試合観戦後に、スタジアムからの出待ちをしてサインをしてもらった時の写真。いい人でした。
Kloseにサインをもらう僕

演奏会のご案内

みなさまこんにちは。ご無沙汰致しております。

・・・というか、もう7月も終わりというのに今年初めての記事ですね・・・明けましておめでとうございます(いまさらでスミマセン)。

今年も一月からずっとここに記事として記録・ご報告したい活動をしておりましたが、取り急ぎ本日は間近に迫った演奏会のご案内をいたします。


来る8月24日(土) 18:30より、東京駅近くにあります東京建物八重洲ホールにて、昨年結成いたしましたクラリネットアンサンブルの、初主催コンサートを開きます。

前半にはヨーロッパのクラリネットアンサンブル作品を中心した作品を、後半はジャズやタンゴまであらゆるタイプの音楽を持つアメリカの作品を中心に、意欲的なプログラムを組みました。
クラリネットという楽器の多彩な魅力をお楽しみ頂ける内容となっております。

厳しい残暑の予想される時期ですが、夕涼みがてら週末の夜をクラリネットと共にお過ごしください。
皆様のお越しを心よりお待ちしております。

Ensemble BarBier Concert Vol.1

日時:2013年8月24日(土)18:30開演 (18:00開場)
チケット:2500円(全席自由)
場所:東京建物八重洲ホール
   東京都中央区八重洲1-9-8 ヤエスメッグビルB1-B2
   (JR線「東京」駅、八重洲中央口より徒歩2分、東京メトロ銀座線・東西線「日本橋」駅より徒歩5分)

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 ~プログラム~
C. ベーム:四重奏曲 変ホ長調
E. トマジ:3つのディヴェルティスマン
A. ウール:ディヴェルティメント
M. ヘンリー:バードウォッチング
A. ピアソラ:革命家       他

出演:Ensemble BarBier
 人見 剛 (クラリネット)
 宇野 晶太 (クラリネット)
 田丸 恵 (クラリネット)
 北原 多美子 (クラリネット/バスクラリネット)

BarBier(バービーア)って、どういう意味なんでしょうね?(笑)

チケット、意外と売れてますので、ご来場ご希望の方はお早めにご連絡ください。
このブログにコメントでも、こちらにメールででも受け付けます。
(もちろん僕の連絡先をご存知の方は直接どうぞ)

では、まだまだ暑い毎日ですが、ご自愛を!

演奏会のご案内

羽田空港にいます。
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これから鳥取に行きます。前に行ったのはいつかと思い返してみたら、なんと20年前でした。そんなに経ってたのか・・・。

さて、何故鳥取へかと言いますと・・・
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10月14日に鳥取市のとりぎん文化会館梨花ホールにて行われます「2012鳥取県オーケストラ連盟演奏会鳥取公演」にモーツァルトのクラリネット協奏曲のソリストとして出演させていただくにあたり、そのための事前リハーサルに参加するためです。

クラリネット吹きにとって間違いなく一番重要であるこの曲を、やっと試験とかコンクールとかオーディションとかではなく(笑)演奏する事が出来ます。オーケストラとのコンチェルトもすごーく久しぶりでとても楽しみです。演奏会の概要は以下。


2012鳥取県オーケストラ連盟演奏会鳥取公演

日時:2012年10月14日(日)14:00~ 
チケット:一般/前売り1500円(当日2000円)/高校生以下500円(当日1000円)
場所:とりぎん文化会館梨花ホール
指揮:高野秀峰  クラリネット独奏:人見 剛
演奏:鳥取県オーケストラ連盟(主管:鳥取市交響楽団)

 ~プログラム~
リスト:レ・プレリュード
モーツァルト:クラリネット協奏曲イ長調K.622
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調op.74「悲愴」

なお、明日の午後、とりぎん文化会館のフリースペースにて行われる「女(ひと)と男(ひと)のハーモニーフェスタ」の会場の一角にて、オーケストラのメンバーの弦楽四重奏の方々と、演奏会PRのために演奏します。曲はブラームスのクラリネット五重奏曲。残念ながら全楽章ではありませんが、こちらも超名曲。楽しみです。お近くの方は是非!遠くの方も秋の山陰にご旅行いかがですか?(笑)


さてさて、その前の10月6日にも演奏会があります。こちらは東京・杉並公会堂小ホールにて、作曲家・ピアニストの林晶彦さんと、彼の作品名を冠した「満月の夜の伝説」というタイトルの演奏会を開催いたします。
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林さんとは数年前に僕の生徒さんを介してお知り合いになりました。以来数度僕の演奏会にお越し下さり、僕の得手不得手をよーくご理解された上で、今回の演奏会のために二つの新作を書き下ろされました。初演はとても名誉な事で、音符に最初に生命を吹き込むとてもステキな作業です。とても繊細な方で、そのお人柄がとてもよく表れた曲ですのでどうぞお楽しみに。パウル・クレーの絵を題材にした小さな組曲には、野田香苗さんの朗読も入り、とてもステキな雰囲気に仕上がっています。他にもバーンスタインのソナタ、ベリオのリートやジェイコブの小品(共にクラリネット独奏曲)等を演奏します。チケット、まだ余裕がありますので是非是非お越し下さい!!概要は以下です。


クラリネットとピアノのデュオコンサート ~満月の夜の伝説~

日時:2012年10月6日(土)19:00開演 (18:30開場)
チケット:前売り3000円(当日3500円)/学生2000円
場所:杉並公会堂 小ホール
    東京都杉並区上荻1-23-15
    JR中央線・総武線・東京メトロ丸ノ内線 荻窪駅より徒歩7分

 ~プログラム~
林晶彦:満月の夜の伝説(クラリネット独奏)
林晶彦:夢の星に導かれて(クラリネットとピアノ:初演)
林晶彦:パウル・クレーに寄せる三つの断章(クラリネットとピアノ:初演)
ルトスワフスキ:ダンス・プレリュード より
ベリオ : リート(クラリネット独奏)
バーンスタイン:クラリネット・ソナタ(クラリネットとピアノ)    他

出演:
人見 剛(クラリネット) 林晶彦(ピアノ/作曲)

と、羽田でなぜか4時間の待ち時間が出来てしまったのでやっと二ヶ月振りの記事を書けました(笑)。台風が迫ってますが無事飛びますように・・・。

「ローマの松」に寄せる思い?

7月ですね・・・。5月と6月の「月記」が落ちていて、そろそろ書かないとまた演奏会のご案内しか書かないブログになってしまいますので、3ヶ月分のボリュームで、たまにはコラム的な事を書いてみようと思います(笑)。

中四国、九州地方ではたくさん雨が降ってるようですが、関東地方は空梅雨気味。ホントに梅雨時なんだろうかと疑いたくなるような晴天の日が、梅雨入り後もずいぶんとありました。それでも湿気ムンムンな日は非常に辛い思いをしているのは、11年も梅雨の無い国で自分の体を甘やかしてしまったせいでしょう。(梅雨という言葉を4回も使ってしまった・・・)

まずは、4月21日の六本木での演奏会、大変多くのお客様に来ていただき(遠くは韓国から(笑))、とても素敵な時間を過ごせた・・・と奏者が言うのも変かも知れませんが、ホントに素敵な時間でした。個人的な反省点は常にありますが、自己の再確認も新しい事への挑戦も出来、やって、そしてやり遂げて良かったと思ってます。評価は聴いてくださった方にしていただく事でそれぞれ色々とと思いますが、BrahmsやSchumannの作品を通して僕がドイツで感じて来た風をで感じていただけてたら嬉しく思います。また頑張ります!

5月は、僕が先生業をしてる某楽器屋さんのためにたくさん演奏しました。4カ所。毎週末やってた感じです。昨年と一昨年は講師みんなで大きなコンサートをしてたのですが、今年は大人の事情で無し。楽しみにしてくださってた方々からたくさんお問い合わせがありましたが、開催出来ず残念でした。さて、来年以降復活する可能性はあるのでしょうかね〜?

6月、誕生日でした。本当に惑わなくなるのかが楽しみな40歳。40という数字よりも、20歳を2回やったと考えると、たくさんの時間の経過を感じます。20歳まではホントに長い時間だった気がしたのですが、その後の20年は「気づいたら」の20年。それだけ充実した20年を過ごしたゆえの感覚だと考えたいのですが、その答えはきっとこれからわかるのでしょう。良い節目の年に出来たらと思っていますので、まだまだお祝いしてくれるというお誘いやプレゼントは絶賛受付中です。お待ちしております!


さてさて、やっと今回の記事のタイトルの話題になります。

一昨年、昨年と6月の頭に開催される、東京ガス吹奏楽団の定期演奏会のお手伝いで演奏させていただいており、今年も呼んでいただきました。以前にも記事にした事がありますが、毎年素敵なオペラシティの舞台で、毎年著名なソリストを迎えたり(今年はN響ホルンの今井さん)、オーケストラの有名な曲のアレンジ物をプログラムに入れたりと、本格的かつ挑戦的な演奏会で、ブラス少年だった僕にとっては年に一度の貴重な吹奏楽の機会として、楽しく演奏参加させていただいてます。その今年の演奏会の「大曲」は、レスピーギ作曲の交響詩「ローマの松」でした。

曲の概要はWiki先生に頼る(え?ジャニコロのクラリネットのソロは「哀しい」んですか???)。

レスピーギの「ローマ3部作」は、迫力があって色彩豊かで、さらにあまり長くないという素敵な管弦楽のための楽曲で、まだロックンローラーになりたいと思ってた頃(笑)の僕でも大好きな曲でした。そのうちのひとつ「ローマの松」の吹奏楽アレンジされた物を僕が高校一年の時の金光学園音楽部吹奏楽団が取り組む事となったのでした。これはもしかしたら、大正何年かに創部して以来80年くらいで最大の挑戦だったのではないでしょうか。

この曲の4つの楽章のうち、第2と第4は比較的金管が鳴れば大丈夫的な(失礼)楽章なのですが、クラリネット吹きの僕は第1と第3に本当に苦労した思い出がいっぱいです。オーケストラのために書かれた楽曲を吹奏楽に編曲して演奏する場合、クラリネットの役割は高音部弦楽器の代役が主となります。クラリネットが器用な楽器だと思われての編曲者の意図でしょうが、楽器が器用でも操る奏者が器用であるという保証は無いと考えていただきたいものです(苦笑)。いろいろ大変だった所はありますが、やはり第3「ジャニコロ」で、弦楽合奏的サウンドをイメージしながら、繊細な音も色彩感たっぷりな音も出せずに・・・というか高校生の僕はそんな事の必要性も可能性も考えず、ただただ先生が何度もダメ出しをするのに耐えて暑く辛い夏を過ごしたその思い出が最大の難義だったかも知れません。なので、そのあとに来る第4「アッピア街道の松」で最大の盛り上がりの所で感動して涙する人の方が多い中、僕はもうアッピア街道が始まった時点で開放感から涙腺が緩んで、最高潮の所ではもう冷めてます・・・というのは言い過ぎにしても、一般的ではないクライマックスを持っているようです。

で、24年経った現在。今回の僕は、高校生の頃のように半年くらいかけて練習はしてませんが、自分の期待されてる役割を果たすべく心の準備をしっかりして演奏に臨みました。あの時とは自分も周りもホールも全部レベルが違う状況での演奏ですから、当然素晴らしい事があの場では起こっていた・・・と想像しておりますが(自分で自分の演奏は聴けないので)、やっぱり今でもアッピアに入ったあたりで少しだけウルっときました。

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ところで、僕はオーケストラでこの曲を演奏した事も無く、また吹奏楽でもソロを吹く立場で演奏参加した事がないので、あの美しいジャニコロの松のクラリネットのソロは、オーディションや卒業試験のオーケストラスタディでしか人前で演奏した事がありません。いつかやれる日がくるのでしょうか。

演奏会のご案内

3月も半ばを過ぎましたが、なかなか春っぽくなってくれませんね。例年だとそろそろお花見の予定を話し始める頃ですが、やっと梅が咲いてきたくらい・・・。でも、僕が子供の頃の今くらいの時期はそんなもんだったかもなあと思ったりもします。

なんでも、今シーズンは6年振りの「寒冬」だったとか。という事は、僕が帰国してからはずっと暖冬だったわけで、「甘やかされた冬」を過ごしてきた事になります。寒さには11年のドイツ生活で慣れてたはずですが、すっかり甘やかされた煽りでこの冬はしっかりと寒がってました。その上なんと7回も内科にお世話になってしまったという・・・え?歳のせいじゃないですよ、きっと(苦笑)。

と、順調に月記ペースをたもっているこのブログ記事の更新です(ダメじゃん(笑))。

さすがにもう暖かくなっているはずの4月21日(土)に、都内で演奏会をします。六本木です。なんだか気後れしてしまいそうな地域ですが、(やっと)2012年最初の大きな本番、頑張って準備中です。是非是非いらしてください。

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春の風 ~ピアノとクラリネットの調べ~

日時:2012年4月21日(土)18:00開演 (17:30開場)
チケット:3000円/学生2000円
場所:株式会社designK 六本木モデルオフィス
    東京都港区六本木1-7-27 全特六本木ビル1階
    東京メトロ南北線六本木一丁目駅2番出口より徒歩1分

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 ~プログラム~
ロベルト・シューマン:幻想曲集O.73
ジークフリート・カルク=エラート : クラリネット独奏のためのソナタOp.110
ヨハネス・ブラームス:クラリネット・ソナタ変ホ長調Op.120-2

フランシス・プーランク:クラリネット・ソナタ
ガスパール・カサド:"愛の言葉"
アルベルト・ヒナステラ:ソナタOp.22(ピアノ独奏)
ジョージ・ガーシュイン:"ラプソディ・イン・ブルー"

出演:
人見 剛(クラリネット) 小林青優子(ピアノ)

チケットご希望の方はこちらまでメールまたはこのブログ記事にコメントをくだされば対応いたします。なお、開催ホールのホームページ内にあるオンラインショップからもご購入可。その際、送料は無料ですが、振込手数料がかかります。

ブラームスやシューマンといった、僕の演奏会では定番の物だけでなく、新しいものにも挑戦してます。楽しいです!

4月下旬の週末、ふらりと六本木までコンサート聴きにきてください!

お待ちしてます。

とことんクラリネット終了!

このブログ記事上では本当に直前のご案内でしたが、去る5月1日(日)に開催いたしましたコンサート「とことんクラリネット」は、無事終了いたしました。

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3月11日に起こった震災の影響、ゴールデンウィーク真っ只中など、決して恵まれた開催条件ではありませんでしたが、たくさんのお客さまをお迎えして開催出来、昨年の「魔法の笛コンサート」終了以降一年間かけて準備してきた事を実現できてとても嬉しく思っています。個人的な反省はいつもの通り・・・いえ、いつも以上に(cobaもさることながら・・・いろいろごめんなさい!)あるのですが、全体的には昨年よりもいい物を出せたのではないかと自負しております。(が、いかがですかみなさま?)
また来年・・・がどういう形になるのかは、またこれから。僕個人としては、まだまだ育てていきたいアンサンブルです。

音楽の力・・・なんて事を僕が語るのはおこがましく、また少々気恥ずかしい事ですが、少しだけ(笑)。僕はコンサートをしたり、また聴いたりする時に、演奏をする、それを間近で聴くことで、物凄く大きなエネルギーが生まれ、行き交うことを感じます。今の僕達の置かれている状況・環境では、ふとすると笑顔を忘れてしまいそうになりがちです。それでも、暗い気持ちで日々を過ごしているべきではなく、何とかまた以前のような生活を取り戻すために、まず僕達が元気でいないといけない。その元気を生み出す活力のひとつに音楽は成り得ると、僕は信じています。

僕達が今回行った公演はチャリティーではありません。なので、対価としての復興への貢献は無いと思います。でも、復興のために必要な活力をほんの少しくらいは生み出していると願います。


いつもそうですが、開催にあたり、非常に多くの方々に様々な形でお力を貸していただきました。心からお礼申し上げます。


メンバーのみなさん。本当にお疲れさまでした。ありがとう。

いっぱい間違えましたが、汗だくになって熱演した事だけは胸を張ります(笑)。
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写真提供:ユアーズレコードプロダクションA氏
いつもステキなお写真ありがとうございます。

大阪のリサイタル終わりました

いつもの後手後手のブログ記事ですが、先日の8月1日(日)、大阪・遊音堂におけるピアニスト中島五輪江さんとのデュオリサイタル、無事終了しました。
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何でも2010年7月下旬は観測史上最暑だったとか。そんな中少し体調を崩しながらも頑張って準備して、なんとか乗り切る事が出来ました。当日ももちろん猛暑。終演後の僕の背中はこんな感じでした(笑)

去年に引き続き、MBSのアナウンサーである田丸一男さんがまた素敵なコンサートレビューを書いてくださいました。ありがとうございます!!

個人的な反省はいつもですがたくさん(苦笑)。でも、だれもやらないある種バカげた挑戦(フランクのヴァイオリンソナタをクラリネットで...とか)は、まだまだ続きます(笑)。いつも豪華なプログラムにいやな顔一つせずにお付き合いくださるピアニスト中島さんには本当に感謝。またよろしくお願いします。

ご来場くださったみなさま、色々と協力してくれたみなさま、いつも本当にありがとうございます!


さて、遊音堂のオーナーさんはとってもおいしい焼肉のお店のオーナーさんでもあります。終演後においしい焼肉を食べに行くというのはここでの演奏会後の楽しみの一つです。

こんな風にオーナーさんがテーブル側でさばいてくださったすぐのお肉を...

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こんな風に...
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こんな感じになります。
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ユッケもテーブルの側で!
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大阪、野田阪神駅そばの「牛とろ屋」さん。おすすめです!

しかし大阪、面白い所です。
これはとある地下鉄の駅の中にある自動販売機。
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大阪の水道水はおいしい!という事を示すため(?)の商品だそうです。
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買いませんでしたが...(笑)

そして、交通局のマナー向上ポスターその第?弾
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まだまだ厳しい残暑が続きそうです。みなさま、くれぐれもお体にはお気をつけて!
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お誕生日でした・・・など。

6月3日はドイツから帰国して丸3年(早いものです)、翌4日は38歳の誕生日でした。なんとなく7という数字の歳が好きだからか、17歳の時も27歳の時も結構元気で色々と変化があったりして楽しい歳でした。そして37歳の一年間もなかなか楽しく刺激的な365日を過ごせたと思います。世間で言う「アラフォー」ですが、人間としてはまだまだそのレベルに達していないなあと。さらなる成長はもちろん毎年目指しておりますが、今年もまたさらなる飛躍と、楽しく刺激的な毎日を期し、頑張っていきたいと思います。

さて、お誕生日当日は本番でした。今までもケルンの大聖堂での聖霊降臨祭(って言うんでしたっけ?)のミサのお仕事とか、結構楽しい本番がお誕生日プレゼントのごとく頂けてて嬉しかったのですが、今回もとても楽しい本番。某東京の都市ガス会社(笑)の職場吹奏楽団の定期演奏会のお手伝いでした。本格的な吹奏楽をしたのは渡独前以来なので、なんと14~5年ぶりの「ブラス」でした。

場所はオペラシティのコンサートホール「タケミツメモリアル」で、僕は初めての舞台(聴きに行った事はあったものの)でした。この吹奏楽団の定期演奏会はいつも満席。舞台からお客さんいっぱいの客席を見るのは、とっても気持ちよかったです!

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これは開場直前の様子で、ここがお客様でギッシリになりました。


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男性団員の衣装は揃いの白タキ。しかし僕ほど大きい方は過去にいらっしゃらなかったようで、7分袖でした(笑)。内側での演奏でよかった。

打ち上げの時に団長さんからお話を伺ったのですが、ここまでお客さんを集められるようになるまでの道のりはなかなか大変だったとか。30数年前の第一回の時はホントに少ないお客さんで、しかもお客さんにお弁当を振る舞うなどの事もされてたとか。しっかりと活動を続けられて来た結果だと思います。


さて、楽しい本番、楽しい打ち上げと、終わっていい一日だったな~だと良かったのですが・・・ワタクシ、人生初の失態を・・・。

今までこういう事がなかったのは自慢(?)の一つだったのですが、やってしまったのです。人生初の、電車で居眠り→乗り過ごし→戻る電車がもうなくてタクシー帰宅 を(涙)。本来降りるべき駅を3つ過ぎたところで目覚め、あわてて起きて駅員さんに逆向きの電車の有無を聞いたものの既に遅し。ショックでした。

しかし、タクシーの運転手さんにも言われましたが、この程度の距離で済んでよかったと考えるべき・・・いや、家までタクシーで帰るという贅沢がお誕生日だから出来た(日付は5日に変わってましたが)と思うのだ・・・うん。


さて、次の演奏会のご案内です。

7月3日(土) 15:00~ やなか音楽ホール(西日暮里駅から徒歩4分)にて、二人のクラリネット吹きとピアニストによる演奏会「Guten Tag Konzert-素敵な午後の音楽会-」を開催します。3人それぞれの独奏、すべての組み合わせのデュエット、そしてトリオと、色んなタイプの音楽をお聴き頂けます。是非ご来場ください!!

コンサート終了しました!

昨日、千葉県市川市の行徳文化ホールI&Iにて開催した演奏会「魔法の笛コンサート」は、無事終了いたしました。お越しくださった皆様、応援してくださったみなさま、ありがとうございました!

変な僕の意地みたいなモノから立てたと言っても過言ではないこの企画でしたが、ホントに多くの人を巻き込み、無理を強いました。思うように行かないことには腹を立てたりもして・・・ほんとに沢山の方々にご迷惑をおかけしてたと思います。ごめんなさい。

中でも、会社側の窓口とな僕らの担当となって動きまわってくれたNさん(一応名前は伏せておきますよ~)、すごく頑張ってくれたと思います。打ち上げでちゃんと乾杯出来てよかったです。ホントにありがとうございました。お手伝いくださった他の島村楽器のすべての皆様へも、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました!!!!

そして
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いつも生徒の発表会の写真でお世話になっているユアーズレコードプロダクション写真部のAさん(こちらも一応名前は伏せておきますよ~)大感謝です。本当にありがとうございました。

そしてそして・・・

クラリネット講師のみんな。本当にありがとう!!!お疲れ様でした。何と表現していいかわからないけど、このメンバーだったから出来たコンサートだと思います。楽しかったよ~!!!


本当にありがとう!ありがとうございました!

魔法の笛コンサート

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ドイツから帰国してまもなく3年になろうとしています(2007年6月3日帰国)。で、帰ってきてほとんど仕事が無かった頃にネットで偶然見つけたのが、島村楽器の音楽教室の講師募集でした。採用試験(初見試奏が信じられないくらい難しかった・・・)もなんとかパスし、無事採用となり、2008年の4月より老若男女さまざまな生徒さんたちにクラリネットを教えています。

東京、千葉、神奈川、埼玉だけで30を超える島村のクラリネットのクラスがあり、それを受け持つ講師は十数名います。クラリネット気質・・・なのかどうかわかりませんが、みんな仲が良く、最近はちょっと出来ていませんが、「夜の講師会議」と称す飲み会をよく開催してます。

飲んでるだけじゃなく、そういう場で色々相談事をしたりもするし、様々な企画を考えたりもしてて、ホントに「会議」っぽい面もあるのです。そういう中で出た企画の内、「演奏会開催」が最も現実的な話で、会社に掛け合い、最初にお伺いを立ててから約一年半で開催の運びとなりました。

一介の「楽器店の音楽教室の講師」ではありますが、みんなそれぞれにしっかりと勉強や経験を積んできて、普段も活発に演奏活動をしている立派な「クラリネット奏者」の面も持つ13人が、約半年かけて準備を進めてきました。ぜひご来場くださり、繊細な4重奏からダイナミックなクワイア(大合奏/今回は13重奏)まで、存分にお楽しみ頂ければと願います。

なお、「魔法の笛コンサート」のタイトルは、クワイアで演奏するモーツァルトの「魔笛」序曲よりつけられました。フルートのコンサートみたい・・・なんて思わないでくださいね!


島村楽器 クラリネット講師による「魔法の笛コンサート」

日時 2010年5月30日(日) 14:00開演(13:30会場)
場所 行徳文化ホールI&I(地図はこちら)
千葉県市川市末広1-1-48(東京メトロ東西線・行徳駅最寄)
入場料 2500円(全席自由)

プログラム

モーツァルト:歌劇「魔笛」より 序曲
バルトーク:ルーマニア民族舞曲
ネリベル:コラールとダンツァ
ヒケティック:「3つのラテンダンス」より     他全十曲

出演:
(東京、神奈川、埼玉、千葉エリアの島村楽器ミュージックスクール・クラリネット講師)
人見剛、後藤忠之、北原多美子、松本穂子、相島咲貴子、上田奈緒、和田貴嗣、
田丸恵、成澤まゆみ、西林亜希子、松岡裕子、田中明日香、桜井真理

チケットは、島村楽器各店舗にてお求めになるか、こちらまでメールもしくは、このブログ記事にコメントを頂ければご用意します。

ぜひぜひ沢山の方のご来場をお待ちしております!!!







ちょいと待っておくんなせい!
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相変わらずネタは尽きないようです(笑)(大阪市交通局)

フゥ終了/今度は遊音堂

もう一週間たってしまいましたが、先週の土曜日、アンサンブル フゥの演奏会、無事終了しました!

おかげさまでチケット完売。満員の会場での験は、中高時代の吹奏楽部の定期演奏会依頼の事でした。ご来場くださいました皆様ありがとうございました!

生演奏が故の事故等(多発)、個人的には不本意なことだらけですが、演奏会を企画して無事終えることが出来た事は嬉しく思っています。

アンサンブルは経験を重ね、混じり、交じり、発酵して(ビール?)・・・そうやって創造されるものだと思うので、今後も頑張って磨きをかけ、魅力的なサウンドをお聴かせ出来るようになるべく精進します。

また次回もよろしくお願いします。
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photo:hiroshi ishiguro

さて、これまたもう来週末なのですが、来る9月13日(日)、大阪で演奏会します。
昨年の12月にも共演した、大阪在住のピアニスト中島五輪江さんとの第2弾です。

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今回の演奏会は、サブタイトルを

「Nicht Klarinette? Doch Klarinette!」

としてみました。
前半はオリジナルはクラリネットのためじゃない曲、後半はオリジナルでクラリネットの曲でプログラムを組んでます。

第3戦目ではありますが、まだまだAwayであることには変わりないですので、
関西の皆様、たまたま大阪に13日にいらっしゃる方、
15:00~大阪の野田阪神近くの「遊音堂」にいらしてくださいね!

詳細は以下

2009年9月13日(日) 15:00開演

人見剛 中島五輪江 デュオ・リサイタル
~Nicht Klarinette? Doch Klarinette!~

出演   人見 剛(クラリネット)
      中島五輪江(ピアノ)

場所   遊音堂:大阪市福島区吉野1丁目16-11
      http://youondow.com/
           阪神本線野田駅 徒歩3分
           大阪市営地下鉄千日前線 野田阪神駅 徒歩3分
           JR環状線 野田駅 徒歩3分

演目   アダージョとアレグロ(シューマン:ホルンとピアノのための)
      ソナタ B-Dur Kv.378(モーツァルト:ピアノとヴァイオリンのための)
      ソナタ Op.94(プロコフィエフ:フルートとピアノのための)
      ソナタ OP.107(レーガー:クラリネットとピアノのための)
入場料  3000円


フゥ2009 始動

みなさまご無沙汰いたしました。
梅雨まっただ中でジメジメした空気の中、お元気にお過ごしでしょうか?

前回の記事がお誕生日の前日だったので、6月3日。約一か月ぶりの更新となります。
ちなみに、自分へのお誕生日プレゼントは新しい携帯電話でした!
4週間ほど使ってますが、まだまだ使いこなせておりません...。

さて、昨日から7月になりました。

昨年もでしたが、新年度に入ってしばらくはなかなか自分の演奏に力を入れることができておりませんでしたが、8月からは毎月最低一度は一生懸命やらないといけない演奏会が続きます。またみなさまにお会いできるのが楽しみです。

その一つ、8月29日(土)に開催いたします、「アンサンブル・フゥ」の準備が昨日より本格始動です!昨年の第一回演奏会は3人で行いましたが、今年はそこに2人加わり、5人での新生アンサンブル・フゥの形でお送りします。

詳細はまたホームページ本体でお知らせします。
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さて、フゥという名前。タネアカシは致しませんが、ある事を基につけた名前なのです。それが、ある種「呪い」のごとく我々にとり憑いている事が発覚!(笑)不思議なものです。

...それが何かって?演奏会にいらしてくだされば教えま~す!

大阪・遊音堂 デュオリサイタル終了

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一週間ほど経ってしまいましたが(苦笑)、12月14日(日)、大阪の遊音堂にて、ピアニスト中島五輪江さんとのデュオリサイタル、無事終了しました。

 

Away地にしては、会場に見た目寂しくないくらいのお客様をお迎えすることが出来、あたたかい雰囲気の中で公演をとり行う事が出来ました。

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演奏中の写真は無いので、リハーサル時のものです。

 

そして、来年2月の7日(土)と8日(日)にもまた大阪で演奏します!

また大阪の皆様の前で演奏できますこと、心より楽しみにしております。

 

演奏会後は、遊音堂のオーナーさんの焼肉屋さんで美味しく打ちあがりました。

ご来場くださいました皆様、ありがとうございました!

 

 

アンサンブル フゥ Stage1 終了!

先日ご案内いたしました、アンサンブル フゥの旗揚げ公演、「Stage1 クラリネット トリオの巻」は、9月27日(土)に無事終了いたしました。

今回会場として利用した「東京建物 八重洲ホール」、僕は初めての利用でしたが、少しレトロチックで感じのいい108名収容の小さなホールで、響きも心地良く、楽しく演奏が出来ました。

 

今年はじめに結成し、少し「見切り発車」的に第一回演奏会を開催してしまいましたが、良かった事、今一つだった事両方あり、たくさん学ばせて頂きました。会場の定員の9割くらいのお客様にもお越しいただけ、あたたかい雰囲気の中で演奏する事が出来、メンバー一同とても嬉しく思いました。

「アンサンブル」には、その団体固有の「サウンド」が必要だと僕は思っています。結成してまだ一年もたっていない我々「フゥ」には、当然の事ながらそれは生まれておりません。更に音楽の精度を上げる事とともに、その我々固有の「フゥ・サウンド」の追求が今後の目標です。そう遠くないいつか、Stage2の告知ができるよう、これからも頑張っていきたいと思います。

ご来場くださいました皆様、遠方より演奏会の成功をお祈りくださった皆様、ありがとうございました。お励ましやご感想のメールを頂いておりますが、なかなかお返事出来ずすみません。順次お返事を書かせて頂きます。

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終演後、八重洲通りを反対側に渡った所にある某居酒屋で打ち上げをしました。メンバー、スタッフ、お客様たちと楽しく飲みました。僕は、僕の出演するコンサートが人が集う場であって欲しいなといつも思っています。これはドイツ時代から思っている事で、演奏ももちろん聴いて欲しいのですが「人見の演奏会に行けば○×さんに多分会えるな・・・」なんて感じで。この日の打ち上げも、久しぶりに会えた人たちや初対面の人たちと入り混じって楽しくお酒を飲み、久しぶりに翌日は二日酔いで辛い朝を迎えました・・・。

 

本当に皆様ありがとうございました。

 

 

さて告知。

いつも直前告知ばかりしておりますが、次の大きな勝負はアウェイ戦となりますので、早めに告知いたします。

 

リサイタルです。

12月14日(日) 午後(詳細時間は後日。午後早い時間です)

大阪 遊音堂 (大阪市 野田阪神駅近く)

ピアノ 中島五輪江

曲目 ブラームス:ソナタへ短調 op.120-1、シューマン:幻想小曲集 op.73、プーランク:ソナタ 他

 

入場料、詳しい開演時間等はまたお知らせします。

関西の方!お知り合いお誘いあわせの上、是非ご来場ください。

演奏会のお知らせ

最近本業ネタばかりですみません!もう少し面白いことが書きたいんですけど。

 

直近でのご案内で申し訳ありませんが、告知です。

 

ホームページ本体でも告知しておりますが、今週末、クラリネットアンサンブルの演奏会を開催します。 今年結成した新しいグループです。
まずは今回は3人ですが。今後発展・拡大させていくつもりのアンサンブルとして発足させました。
なので、最初の今回は「Stage1 クラリネット・トリオの巻」と名付けました。
是非会場にお越しください!!

 




アンサンブル ゥ 
Stage1 クラリネットトリオの巻
日時:2008年9月27日(土)
   19時開演 (18時30分開場)
場所:東京建物 八重洲ホール
http://www.tatemono.com/hall/
入場料:前売2500円 当日3000円
出演:アンサンブル フゥ
   広瀬寿美・人見剛・上田奈緒

演目
Bach:3声のシンフォニアより
Mozart:ディヴェルティメント第2番
Beethoven:トリオOp.87

Westerlinck:ピエロ
Sciortino:3つのシグナチュール
Ravel:「クープランの墓」よりフーガ
Poot:テルツェット



前半はオーソドックス、後半はなかなか挑戦的な曲に取り組んでおります。

チケットご希望の方はこのブログへのコメント、メール、お電話等でご連絡ください。

御礼!児島ライブ無事終了!!!

blog用.jpg

owls2さま撮影)

 

9月6日(土)及び7日(日)、念願であった岡山での初公演である「クラリネットとピアノによるクラシック・ライブ」を倉敷市児島にあるブリリアントスクエアにて開催し、無事終了いたしました。

僕は生まれは東京ですが、高校を卒業するまでの期間をほぼ岡山で過ごしました。クラリネットを始めたのが中学一年生。金光学園中学校に入学し、吹奏楽部(正式名称は音楽部吹奏楽団)に入部してなので、クラリネット吹き人見剛のルーツは岡山なのです。僕の大学進学とほぼ同時期に家族も東京に移ってしまったため、かれこれもう14年岡山を訪れておらず、内輪の発表会を除けば一度も岡山ではソロでの演奏をした事がありませんでした。

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ライブのお知らせ

お久し振りです。

 

暑い日が続いていますが、みなさまお元気ですか?昨日は湿度80%だったとか?ついに楽器が音を上げたのか、突然鳴らなくなってしまいました。(あ、完全に音が出ない「クラリネットを壊しちゃった」状態ではありませんよ。鳴りが悪くなったという事です)

ブログもなかなか更新できておりませぬ・・・ネタは色々あるので、乞うご期待!!(いつになるやら・・・)

 

というわけで、近々あるライブの宣伝をさせていただきます。みなさま是非お越しください!

 

クラクラシリーズ(Vol.3) 「真夏の夜の夢?!(8月22日)/白昼夢?!(8月23日)」

casa200808.jpg 

 

東京 赤坂 Casa-Classica

2008年8月22日(金) 18:00 Open 

1. stage 19:00~

2. stage 20:30~

 

2008年8月23日(土) 12:00 Open

1. stage 13:00~

2. stage 14:30~

 

ピアニスト天坊文子さんとのCasa-Classicaでのライブシリーズです。飲食をしていただきながら、リラックスして聴いていただける雰囲気の中、本気のレパートリーを面白くお伝えする事をコンセプトとしたライブです。両日とも異なる内容での2ステージ構成です。(入れ替えなし)

 

ご予約はこちらまで!

 

 

 

岡山近辺の皆様必見!!!

クラリネットとピアノによるクラシック・ライブ

okayama200809.jpg 

 

ブリリアントスクエア 音楽ホール 岡山県倉敷市児島駅前2-10-18

2008年9月6日(土)18:30~(18:00開場)

2008年9月7日(日)14:00~(13:30開場)

 

Casa Classicaでの公演と同内容のライブを岡山でも開催します。こちらでは飲食を取っていただきながら・・・とはいきませんが、トーク(アヤシいですが)を交え、同様にリラックスした雰囲気の中で本気のレパートリーを楽しくお届けします。僕がクラリネットと出会った岡山での初めての公演実現でワクワクしています。懐かしい方々にも沢山お会いできるといいなあと思っています。

 

ご予約はこちらまで! 

 

 

 

あと、予告

 

9月27日(土)19:00~ 東京建物 八重洲ホール

 何かやります。後日宣伝いたします。

 

12月14日(日)時間未定午後 大阪 遊音堂 (大阪市・野田)

 リサイタル。 これも後日宣伝いたします。

 

 

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