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Geburtstag

昨日6月4日は、僕の何度目かの年男の誕生日でした。Geburtstagはドイツ語で誕生日の意。

 

誕生日はすべての人が無条件でお祝いの言葉をかけてもらえる数少ない日。僕も多くの友人知人家族親戚から、おめでとうの言葉をメールや電話で頂きました。とても嬉しく思いました。

 

この、おめでとうの伝え方、今はやはりEメール、それも、携帯電話のメールを利用した伝え方が最も多いようですね。Eメールが一般的に使われるようになって10数年くらいでしょうか。バースデーカードや手紙を、うまくお誕生日の当日に届くように計算し、ちょっぴりドキドキしながら郵便ポストに投函する・・・なんて事も、最近はあまりしないですね。郵送物も今や、日付どころか時間を指定して送れますからね。メールのお祝いだと少し寂しい気もしますが、裏を返してみると、「手紙やカードをわざわざ送るほどでもない関係」の人同士でも気軽にやり取り出来るので、より多くの「おめでとう!」「ありがとう!」のキャッチボールが行われるようにはなっていると思います。

 

お誕生日のお祝いは、そのお誕生日を迎える人がもちろん主役ではありますが、恐らく当人よりももっとこの日を感慨深く思うであろう人・・・母親にお祝いやお礼の意味を込め、プレゼントを送るという人もいます。ステキな事だと思います。母親には、自分が生まれる(産まれる)瞬間まで約10ヶ月間、体の中でゆっくりと育ててもらったわけです。またそして、その母を一番近くにいてケアしていた(はずの)にも感謝しなくてはなりません。

 

 

さて、ここの所、誕生日によくしていた事と言うのがあります。それは・・・

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・・・と、よく考えると「よくしていた・・・」と言う頻度でもないですが、誕生日当日、もしくは前後に携帯電話を新調していました。今年は残念ながら6ヶ月前に機種変更し、更に3ヶ月前に一つ買い増しをしてしまったので、自分へのお誕生日プレゼントとでも言うべき携帯電話新調はかないませんでした。

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僕が最初に携帯電話を持ったのが1996年のはじめ。何かの懸賞だかでの商品で入手したものでした。まだ友人とかにあまり携帯持ちもいなかった頃ですが、前年に起こった阪神大震災の後、固定電話はストップしている中、携帯電話が大活躍したという事から、携帯電話所有者がどんどん増えてきている頃でした。

 

その後、間もなく僕はドイツに渡り、その携帯電話の番号は妹→弟と引き継がれて今でもアクティブ。僕はすぐにはドイツでの携帯所持の必要性を感じず、ドイツでの最初の携帯電話は2000年の秋頃に持った物でした。その時の物ではありませんが、大体こんな感じの電話機でした。

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元々物持ちのいいドイツの人の中には、今でもこれやもっと以前の端末を使い続けている人がいます。

 

その後2003年の6月、2005年の6月と、それぞれお誕生日に絡めて機種変更。2005年の時には、日本と全く同じモデルの物が出た!と言う事で、色々と難がある電話機ではあったものの、手に入れた時にはワクワクしました。

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そして、昨年は誕生日前日に帰国したので、翌日の誕生日に携帯ショップに行き、やはりお誕生日プレゼントのように携帯を手に入れました。

 

 

前述の2003年の携帯電話を更新した時のエピソードを。

当時ずっと狙っていた電話機があり、もう既に機種変更をしていいタイミングとなっていたため、自分への誕生日プレゼントにするつもりでその機種の購入を決めていました。誕生日当日は忙しいので、前日に携帯ショップへ。もうとっくに沢山の下調べをし、購入を決意していたが、店員に一応説明をしてもらい、購入へ。新しい端末への切り替えのために書類とを記入しました。記入し終わって店員さんが不備が無いか内容を確認していたら、ふとある箇所で目が止まり、笑顔になりました。

「今夜はお祝い?明日かな?」

欲しかったおもちゃを手に入れるワクワクのため、これが自分へのプレゼントだと言う事をすっかり忘れていた僕は、その店員さんが言った言葉を最初は何の事やら?と、全く理解できませんでした(ドイツ語力不足じゃないです(笑))が、少しして言葉の意味を理解し、とても嬉しくなりました。そして精算も終わり、お金も払い、商品を受け取る時に、

「お誕生日おめでとう!」

と言って手渡され、笑顔でショップを後にする事ができました。

 

ちょっとステキなドイツでの思い出の一つです。

2件のコメント(ありがとうございます!)

赤ちゃん 2008年6月 7日 22:45

誕生日は、おかん(母親)への感謝の日って考えられるようになったのは、ほんの数年前でした。
もっと早く気がつきたかったなと思います。

言葉にして伝えるのって照れ臭いから言えなかったりするけど、こうやって親への感謝の気持ちに気がつけただけでも、ご両親は親孝行って表現じゃ足りない、そんな幸せを感じているのではないのでしょうか?

ステキなことですね!


携帯電話は今の時代、持っていて当たり前になってしまいましたね。

私が初めて連絡手段として所持したのはポケベルでした。今はその面影すら消えてしまいました。

携帯は簡単に連絡が取れるから、友人知人を始め大事な人達と距離が縮まるステキなアイテムだと思います。
でも私は手紙を書くのも大好きです!
読んだらどんな顔するだろう…とか、この気持ち届け〜!って願いながら書いてる時間が幸せだったり、相手からの返事を待ってる時のドキドキ感が新鮮なので(笑)

簡便化が進み、メールも必須の連絡手段ですが、携帯に保護しててもいつかは機械が壊れてしまう(使わなくなってしまう)…など、ちょっぴり寂しいこともありますね。

携帯を変える時は、失恋を乗り越える気分にちょっと似てます(笑)
私だけかもな〜。

Tsuyoshi Hitomi Author Profile Page 2008年6月12日 01:26

>赤ちゃん

今日(日付はもう昨日)はちゃんとお母様へ感謝の気持ちを伝えましたか?親に感謝の気持ちを伝えるのはホント照れくさいものですね。

ポケベルは、僕らの世代ではあまり持ってる人がいなかったなあ。あ、田舎だったからかな?(笑)何度かポケベル宛にメッセージを打ったことはありますよ~。ポケベルにしても、携帯・PCのネットやメールにしても、生身のコンタクトのための補助として利用している範囲なら、僕もとってもステキなアイテムだと思います。でも、バーチャルな空間(?)を拠り所としてしまい、それによって精神的な破綻を引き起こしてしまってる人も少なく無いので、どんなものかなあとたまに考えます。あ、僕は破綻してないけど、メールもネットも好きです(笑)。

よくある心理テストなんかでも、携帯電話機への思いは恋人への思いとしてよく使われますね。だから、赤ちゃんが機種変の時に失恋を乗り越える気分なのは、正常な感覚だと思うよ(笑)

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