- 2008年6月 5日 14:16
- Handy(ケータイ) | Leben(生活)
昨日6月4日は、僕の何度目かの年男の誕生日でした。Geburtstagはドイツ語で誕生日の意。
誕生日はすべての人が無条件でお祝いの言葉をかけてもらえる数少ない日。僕も多くの友人知人家族親戚から、おめでとうの言葉をメールや電話で頂きました。とても嬉しく思いました。
この、おめでとうの伝え方、今はやはりEメール、それも、携帯電話のメールを利用した伝え方が最も多いようですね。Eメールが一般的に使われるようになって10数年くらいでしょうか。バースデーカードや手紙を、うまくお誕生日の当日に届くように計算し、ちょっぴりドキドキしながら郵便ポストに投函する・・・なんて事も、最近はあまりしないですね。郵送物も今や、日付どころか時間を指定して送れますからね。メールのお祝いだと少し寂しい気もしますが、裏を返してみると、「手紙やカードをわざわざ送るほどでもない関係」の人同士でも気軽にやり取り出来るので、より多くの「おめでとう!」「ありがとう!」のキャッチボールが行われるようにはなっていると思います。
お誕生日のお祝いは、そのお誕生日を迎える人がもちろん主役ではありますが、恐らく当人よりももっとこの日を感慨深く思うであろう人・・・母親にお祝いやお礼の意味を込め、プレゼントを送るという人もいます。ステキな事だと思います。母親には、自分が生まれる(産まれる)瞬間まで約10ヶ月間、体の中でゆっくりと育ててもらったわけです。またそして、その母を一番近くにいてケアしていた(はずの)にも感謝しなくてはなりません。
さて、ここの所、誕生日によくしていた事と言うのがあります。それは・・・
・・・と、よく考えると「よくしていた・・・」と言う頻度でもないですが、誕生日当日、もしくは前後に携帯電話を新調していました。今年は残念ながら6ヶ月前に機種変更し、更に3ヶ月前に一つ買い増しをしてしまったので、自分へのお誕生日プレゼントとでも言うべき携帯電話新調はかないませんでした。
僕が最初に携帯電話を持ったのが1996年のはじめ。何かの懸賞だかでの商品で入手したものでした。まだ友人とかにあまり携帯持ちもいなかった頃ですが、前年に起こった阪神大震災の後、固定電話はストップしている中、携帯電話が大活躍したという事から、携帯電話所有者がどんどん増えてきている頃でした。
その後、間もなく僕はドイツに渡り、その携帯電話の番号は妹→弟と引き継がれて今でもアクティブ。僕はすぐにはドイツでの携帯所持の必要性を感じず、ドイツでの最初の携帯電話は2000年の秋頃に持った物でした。その時の物ではありませんが、大体こんな感じの電話機でした。
元々物持ちのいいドイツの人の中には、今でもこれやもっと以前の端末を使い続けている人がいます。
その後2003年の6月、2005年の6月と、それぞれお誕生日に絡めて機種変更。2005年の時には、日本と全く同じモデルの物が出た!と言う事で、色々と難がある電話機ではあったものの、手に入れた時にはワクワクしました。
そして、昨年は誕生日前日に帰国したので、翌日の誕生日に携帯ショップに行き、やはりお誕生日プレゼントのように携帯を手に入れました。
前述の2003年の携帯電話を更新した時のエピソードを。
当時ずっと狙っていた電話機があり、もう既に機種変更をしていいタイミングとなっていたため、自分への誕生日プレゼントにするつもりでその機種の購入を決めていました。誕生日当日は忙しいので、前日に携帯ショップへ。もうとっくに沢山の下調べをし、購入を決意していたが、店員に一応説明をしてもらい、購入へ。新しい端末への切り替えのために書類とを記入しました。記入し終わって店員さんが不備が無いか内容を確認していたら、ふとある箇所で目が止まり、笑顔になりました。
「今夜はお祝い?明日かな?」
欲しかったおもちゃを手に入れるワクワクのため、これが自分へのプレゼントだと言う事をすっかり忘れていた僕は、その店員さんが言った言葉を最初は何の事やら?と、全く理解できませんでした(ドイツ語力不足じゃないです(笑))が、少しして言葉の意味を理解し、とても嬉しくなりました。そして精算も終わり、お金も払い、商品を受け取る時に、
「お誕生日おめでとう!」
と言って手渡され、笑顔でショップを後にする事ができました。
ちょっとステキなドイツでの思い出の一つです。
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