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うたう。

みなさま、あけましておめでとうございます!

気がついたらもう1月も半ば。新年のご挨拶が遅れました事、どうぞご容赦下さい。

日本に戻ってから2度目のお正月は、もう既に感慨深いと言う感じでもなく、ただ健康に新しい年を迎えられた事を喜び祝い、祝い過ぎて不健康なくらい沢山飲んでおりました(笑)。年末年始は一般的なカタギのみなさまよりは少し短めにお休みし、4日より通常に社会復帰しております。

2008年は、自分が頑張らなければならなかった本番(リサイタル、及びそれに準ずる労力と責任のあるコンサート)は6ステージでした。今年の目標は倍増!企画・依頼くださ~い(笑)。

cherubino.jpg

さて、標題の「うたう」

うたう事と言うのはウマイヘタはともかく、一番身近で簡単で、恐らく古くからある音楽表現ではないかと思います。そして、楽器はそのうたう事の補助や代用のための道具として生まれ、いつしかそれ自体も舞台に立つようになったのではないかと。

しかし、楽器を演奏し、それをうたう事と同等に出来るようになるには、そこそこの技術が必要でなかなか難しい。もちろん、うたう事を素敵にこなすのも難しいのですが、体の一部でない物をうまく操れるようになるには、少々の修行が必要となります。そうこうしているうちに、いつしか楽器との触れ合い方の中心が、うたう事から技術習得に移ってしまっているように思います。

それじゃあつまらない!僕はいつもそう思っていました。もちろん、基礎的技術は必要不可欠で、うたう事を自由自在に行うための重要な要素ですが、練習があまり好きでない僕は忍耐強く技術習得のための鍛錬に集中出来ませんでした(今も)。
だから僕はなかなか二流の域を超えられないのかもしれませんが・・・(苦笑)

それでもやはり僕は歌あっての音楽と思っています。練習は、表現したい音楽やたいたい歌がまず先にあって、それを表現するのに必要な技術だと思ってやります。

クラリネットと言う楽器はよく人の声に近い音色を持つ楽器と言われます。音自体が本当に人間の声に近い楽器であるとは、実は僕は思えないのですが、人間の声が出来る表現力に近い事が出来る楽器ではあるのではないかと思います。クラリネットを吹くみなさん!クラリネットを使ってうたいませんか~?


という考えの下・・・というわけではないのですが、今度はホントに「歌曲」をいくつかクラリネットで演奏してしまおうというコンサートを開催します(結局告知、失礼いたします(笑))。

今回取り上げる「うた」は

愛の喜びは(マルティーニ/昔副科声楽の授業で歌ったイタリア歌曲のスタンダード)
恋とはどんなものかしら(モーツァルト/"フィガロの結婚"の、少年ケルビーノのアリア)
初恋(越谷達之助/日本歌曲の名作の一つ)
恋は優しい野辺の花よ(スッペ/元はオペレッタ"ボッカチオ"のアリア「あなたが愛してくれるならば」)

人見のキャラじゃないですね(笑)。でも、頑張ってうたいます!

あ、他に「うた」以外の曲も演奏しますよ ~!

詳細は近々トップページに掲載しますが、2月7日(土) お昼過ぎから、大阪市福島区にあります、遊音堂 にて。
同会場で翌2月8日(日)には、モーツァルトが我々クラリネット吹きのために残してくれた宝物の一つ、クラリネット五重奏曲を演奏いたします。楽しみです!

というわけで、2009年も頑張りまーす!
どうぞよろしくお願いします。

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