- 2008年10月31日 14:09
- Leben(生活)
うわぁ...前の投稿が10月1日で、今日は31日!ご無沙汰致しました。みなさまお元気ですか?随分と涼しくなってまいりましたが、相変わらず日中は半袖で歩きまわっている暑がりの僕。そろそろ少し上に着る物を増やさないと、見ている人に寒がられてしまいますね(笑)
さて、今日のネタ
約1か月前の事...
「僕が誰だかわかりますか?」
と言う突然の電話(本当は事前に察知はしていた...)の電話の主は、今は母校(中学高校)の教頭となられている吹奏楽部顧問の先生でした。
僕が中学高校を過ごした岡山県にあるK学園は創立して110年を超える伝統校。数多くの卒業生が各界で活躍しており、首都圏にもその多くが住んでいるため「東京同窓会」という組織が存在します。毎年秋にその総会と懇親会を、母校から校長とどなたか先生をゲストに招いて行っているそうで、今回のそのゲストもう一人が、その現教頭先生でした。そこで、せっかく(元)吹奏楽部顧問が来るのだから、吹奏楽部のOBを集めて演奏をしようと言う計画が持ち上がり、何故か僕が密かに(でもないですね(笑))帰国して千葉県にいる事がバレて、召集がかかったわけです。
実は、同窓会なるものに参加するのは全く初めての事で、正直あまり気乗りしませんでした。ですが、せっかくの機会だし、もしかしたら連絡の途絶えた懐かしい顔に会えるかも知れないなと思い、参加させていただく事にしました。
行ってみると、本当に懐かしい顔にたくさん会え、一回り以上も若い後輩達とも知り合えたりして、楽しい時間を過ごせたいい会でした。僕が在学中は教頭だった今の校長先生はお元気で、校長としての貫禄が出ていましたし、大変お世話になったS先生は「相変わらず」と言う感じでした(笑)。
今回演奏した曲の一番の難曲は「クラリネット ポルカ」でした。クラ吹き...少なくとも僕にとってはこれ、出来れば避けたい曲なのです。文部科学省の定める(笑)鑑賞教材であり、テレビ等でBGMとして使われる事も少なくない、いわば超有名曲ですが、ちょっと演奏しにくいんです。
演奏の内容がどうであったかは置いといて、ちょっとフフっと微笑んでしまった事があったので、これを書いて締めさせていただきます。
3本のクラリネットをソロパートとしてアレンジされた今回のこの曲は、僕と、高校卒業後に都内の某音楽大学を今年卒業した子、現在大学生で一般の実力派吹奏楽団に所属してバリバリ吹いている子の3人が担当しました。これが何故かとっても息が合ったのです。文章としてうまく書き表せないのですが、独特の歌い回しやタイミングの取り方など、少々強引な事を仕掛けてもちゃんと合う。なんかいいな〜と思うと、よく考えると、バックで伴奏してくれてるメンバーもそうなのでした。
世代が違っていても、6年(中学高校)ないし3年(高校のみ)を同じ場所で過ごし、音楽したり泣いたり笑ったりミーティング(K学園音楽部吹奏楽団名物)したり...のうちに自然と染み込んだものがそうさせているのでしょうか。なんだか、古い木造の部室で暑い日も寒い日も休日も朝も放課後もクラリネット吹いてるのが楽しいだけだった時の映像が頭の中に浮かんで、一人でフフっと思いながら、クラリネット吹いていました。
...え、みんなが僕に一生懸命合わせてくれてたからだって?(笑)
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