Home > Archives > 2016年1月 Archive
2016年1月 Archive
Brahms Respekt 終了いたしました!
- 2016年1月25日 15:48
- Fussball(サッカー) | konzert(演奏会)
天候がとても心配された1月23日、幸い首都圏は少し雨が降った程度で、ご来場予定だった方全員会場にお迎えすることができ、ほぼ満席状態で中島五輪江さんとのデュオリサイタルを開催する事が出来ました!
いつもながら反省点は多く、この年になってもまだまだだなあと思います。でも、大好きな曲ばかりを並べて演奏する事が出来て、幸せな時間でした。寒い中ご来場くださった皆様、応援してくださったみなさま、ありがとうございました!また精進してまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
なんだかバタバタして中島さんとの写真さえも撮り忘れました。リハーサル前の写真をいくつか掲載しておきます。
アンサンブルの時はいつも舞台を60センチ上げるのですが、今回は半分の30センチにしました。
今回お手伝いをお願いした3人の方々、偶然というか...みんなこれから新しい道を進もうとしているところで、羨ましかったり眩しかったり。僕自身も新しい事をしようとしていた頃の気持ちを思い出しました。みなさん頑張って下さいね!
完璧なサポートでした。ありがとうございました!
そしてもちろん、中島さん!4年ぶりの共演、とっても楽しかったです!またやりましょうね!ありがとうございました!
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
こんなにいいお天気なのに...
- 2016年1月22日 12:43
明日のお天気が悪いなんて信じられません。僕の気合いが足りないのでしょうか?
それでも明日はやってきます。大雪、大雨にはならぬよう祈るばかりです。というわけで、明日コンサートにご来場くださるみなさま、東京建物八重洲ホールにお越しになるには、八重洲地下街からが雨風雪に見舞われるのを最小限にとどめることが出来て便利です。
コンタクトのアイシティと、旅行会社H.I.S.の間にある「21番」の出口を出て、右側の階段を上がるとホールの目の前に出ます。途中にたくさん楽しそうなお店もあり、オススメですよ!みなさまお気をつけてお越しください!
(くれぐれも、23番出口を出て、名前の似ている「東京八重洲ホール」へ行ってしまわないでくださいね)
チケットもあと少し残っております!
さて、中島五輪江さんも無事東京到着。今から最後の追い込み頑張ります!
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
後4日 / シューマンの話
- 2016年1月19日 15:17
- Information(お知らせ)
昨日は凄い雪でしたね!
...と書きたいところですが、千葉と東京は遠いのか(笑)、雨風は厳しかったものの全く雪に見舞われない1日でした。東京や神奈川のみなさまは大変でしたね。
そして打って変わって今日は快晴なのですが、こうなってくると、今週末のお天気が少し心配されます。僕は超晴れ男で有名ですが、よく考えるとこの時期に演奏会を企画した事は一度もありません。現時点では不穏な天気予報です。晴れ男パワーを今回も発揮出来るでしょうか。
その、ついに今週末に迫った中島五輪江さんとのコンサート、大変ありがたい事に、残席数が間もなく1桁になろうとしております。早い者勝ちですので是非ご予約を!
さて...
コンサートまでにいろんなサイドストーリーを書きたいと思っていたのですが、相変わらずの筆不精につきもう間に合いそうにありませんので、当日のプログラムに残りは書かせていただきます。とりあえず、シューマンまでを!
僕はドイツにいた時間のほとんどをデュッセルドルフ市民として過ごしました。あちらに住んだ事がある日本人にとってのデュッセルドルフは「日本人の憩いの地」的な印象が強いかも知れません。多くの日本人が住み、日本の食べ物や本など、高額ではありますが、大抵の物は手に入れる事が出来ます。
しかしもちろんそれはほんの一面。とても美しくドイツらしい街で、雄大なライン河畔に佇む穏やかなここが大好きでした。この美しい街に40歳のローベルト・シューマンは家族と共に移住してきます。
デュッセルドルフ市の音楽監督として、最初の1年くらいは幸せに過ごしていました。街のシンボルとも言うべきライン川の名を冠した交響曲第3番を作曲したり、最初に作っていた交響曲を第4番として校訂し、現在のデュッセルドルフ交響楽団にあたるオーケストラで初演をしています。
しかし、次第にシューマンの精神の異常が目立つようになってくると、それが音楽家たちとの不和の原因となり、シューマンは更に精神を病んでいってしまう事になります。
そんな折、北ドイツの街ハンブルクから、若く元気な青年がシューマン家を訪ねてきます。それがブラームス。シューマンはこの才能あふれる作曲家でピアニストでもあったブラームスを大変気に入り、しばらくしていなかった評論家としての筆を取って、ドイツの楽壇に彼を大々的に紹介します。シューマンとブラームスの親交はずっと続き、シューマンの死後もブラームスはシューマンの家族とのお付き合いが続いたのは有名な話です。
シューマンの住んでいた家...特に何か記念館のようになっているわけではないのですが、デュッセルドルフの旧市街の外れにあるその一角は、ライン川にも近く、今でも石畳の敷かれた通りに面した、とでも静かで落ち着いています。僕もよくそのあたりを散歩していましたが、シューマンやブラームスはどんな気持ちでこの道を歩いていたのだろうかと思いを馳せておりました。
その、ライン川に近い事が後に仇となります。ついに体を壊してしまったシューマンは床に伏せっていました。突然何をしでかすかわからない夫にクララはつきっきりで看病していたのですが、ある日往診に来た医者と診察後に話し合いをしていた隙に家を飛び出して、広く流れの急なライン川に身を投げてしまいます。44歳の時でした。
シューマンはこの行為で死ぬ事はありませんでしたが、その後2年間の最期の時までを、ボン郊外の精神病院で過ごしました。死ぬ間際まで家族に会う事もなく。
...と、ここまで書いて、結局何が言いたかったのかわからなくなってしまいましたが(笑)、そんなシューマンの作品、ドイツに行くまではそれほど好きと思えなかったのですが、なんとなく縁のある人になった気分になると、好きに思えてきたのでした。たくさんの素晴らしいシューマンの楽曲とその演奏に触れ、自分でも意欲的にシューマンの曲を演奏してきました。
今回のコンサートで取り上げるのは「アダージョとアレグロ」という、オリジナルはホルンとピアノのために書かれた曲です。デュッセルドルフに移住する直前に、シューマンは管楽器とピアノによる室内楽曲を3つ作曲しており、クラリネットのための物も「幻想小曲集」という素敵な作品を残してくれています。もうひとつのオーボエとピアノのための「3つのロマンス」も含め、すべて珠玉の名曲なのですが、今回は敢えてクラリネットの曲ではなく、アダージョとアレグロを演奏します。
実はこの曲をホルンで演奏している生演奏に触れた事がありません(笑)。そして、誰かからレッスンも受けた事がありません。敢えて言うなら、これまでに3人のピアニストとこの曲に取り組んだので、そのピアニスト達の持つシューマン感が、僕の先生と言えるかも知れません。
中島さんとは3度目のこの曲の共演になります。僕もちょうどシューマンの最期の時期に差し掛かる年齢になりました。どんなシューマンをご披露出来るのか、僕も楽しみです。
ブラームスもしっかり準備してますからね!
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
再び大阪
- 2016年1月12日 02:30
先週末、また大阪に行ってきました。
お正月からのお天気続きで、風もなく飛行機も快適な旅。あまりに暖かくて富士山もこんな感じでした。
もちろん目的はあと10日後に迫るデュオリサイタルのための中島五輪江さんとのリハーサル。11月末のリハーサルからのお互いのアイディアの進歩が楽しく、あっという間に夜になってしまったという印象の充実ぶりでした。きっといいコンサートになります。ご期待ください!そして、まだ1月23日の夜の予定の空いている方は是非八重洲へ!まだ残席ございます!
そして今回はもう一つの目的がありました。金光学園中高時代の一つ下のクラリネットの後輩、井上稔くんが所属する市民オーケストラ、北摂フィルハーモニー管弦楽団の練習にお邪魔し、木管セクション(ホルン含む)の指導を主にさせていただきました。本番2週間前の大事な時期にふさわしいアドバイスが出来たかどうか不安ですが、みなさん物凄いやる気と吸収力でどんどん変化していき、指導していてとても楽しかったです。もう少し時間が欲しかった!
同じ週末に本番(北摂フィルは1月24日)ですが、お互い素敵なコンサートになりますように!
そして、そこで22年振りの素敵な再会がありました。
僕が島根大学の3年時に教育実習に行った附属中学の3年生だった曽田健(通称そたけん)くん。
22年たった今ではおっさん二人(笑)。
彼がその後音楽の道に進み、プロのチェリストになっている事は風の便りで知っていましたが、まさか北摂フィルの弦楽器のトレーナーをしているとは!僕が来る事を知ってて声をかけてくれました。小生意気な中学生だった頃と根本は変わってないかもしれないけど(笑)、立派な大人・チェロ奏者になっていて驚きました。22年って年月は人を成長させるもんだなあと思いました。という事は・・・僕も歳を取ったという事ですね。
今年最初の旅は充実して終わり。帰りも快適なフライトで帰ってまいりました。
ちょうどディズニーの近くを通った時に、花火が上がっていました。が、うまく撮影できず。
本当はこの後にシューマンの話を書くつもりでしたが、長くなったのでまた改めます。
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
あけまして おめでとうございます
- 2016年1月 4日 23:48
- Gruss(ごあいさつ) | Information(お知らせ) | Klarinette(クラリネット) | Leben(生活)
みなさま、2016年もめでたく明けましたね!
本年も引き続きよろしくお付き合いください。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年越しは特に変わりなく家で過ごし、のんびりと過ごしました。
大みそかは年越し蕎麦からダラダラとお酒を飲みながら紅白を。それぞれみなさん色々な意見や感想があると思いますが、エンターテインメントの在り方について色々と考えさせられ、勉強になりました。僕らの世代にはなかなか楽しめる内容だったかと思います。
元日は、両親と妹の家族と。
で、本日4日より通常営業しております。12月から・・・ではなくずっとなのですが、食べ過ぎ飲みすぎなので、少し気をつけねばと思ってはいるものの、食べ物も飲み物も美味しいので(笑)。1月23日が終わったら少し体重を落としたいなと思ってます。本当に。
1月23日(土)のデュオ・リサイタル「ブラームス・レスペクト」も間近に迫ってまいりました。人見渾身のプログラムです!チケットまだございますので、どうぞみなさまお越しくださいね!
詳細はこちら
- Comments: 0
- TrackBacks: 0
- Feeds
- Links
-
- Homepage
- My Schools
- Friends
-
- riebe日記
(Flute 北野麻里子) - Piano文音会
(aya-ne-kai/Piano 天坊文子) - Yoshishige Tanaka
(Piano 田中良茂) - N363363のスポーツ見聞始
(Sax 島根大学の先輩えぬさん) - 彫刻道- 前略、道の上より-
(彫刻家 藤堂良門) - claclacla
(Clarinet 上田奈緒) - Vagabondo
(Clarinet 奥田英之) - 舞踊家浜中則江公式サイト
(Dancer) - 中村尚美 Bass703
(Jazz Basist) - 戦う!!ヴァイオリン
(Violin 辺見康孝) - コンサート情報 in Aachen
(Violin Folkwang同窓生ミミさん) - 志奏会
(Viola/Violin教室 石黒浩志) - STUDIO-TORTOISE
(Designer/Illustrator 西山歩)
- riebe日記
- Favorites
- Shops